モチベーションは長続きしない、とよく言われる。それは入浴だって同じだ。だから毎日することがよしとされているのだ。(ジグ・ジグラー)
何かの勉強会に参加した後は、無性にやる気がアップします。
しかし、何日かすると、そのモチベーションが急降下して、新しい行動が続かなくなります。
せっかく新しいことにチャレンジしたのに、これでは効果を期待できません。
それゆえ、ジグ・ジグラーは、毎日の習慣にすることが大事だと言っているのです。
負けても終わりではないが、やめてしまったら終わりだ。
続けていれば、失敗することもあるでしょうし
効果が目に見えずに、悩むこともあるはずです。
しかし、始めてからからわずか1週間で、やめてしまうのは
とてももったいないことで、自分のためになりません。
勉強会に参加した理由を、もう一度振り返ってみましょう。
課題を解決したり、自分を変えたいという目的があったはずです。
講師の人の考え方や経験に共感したから、行動を起こしたはずなのに
嫌になったという理由で、多くの人はチャレンジをやめてしまうのです。
お風呂や歯磨きは、日頃の習慣になっているので、忙しくなってもやめません。
お風呂や歯磨きのように努力しようという気持ちがなくても
無意識に行動できるようになることが増えれば、結果が出るようになるのです。
新たなチャレンジをやめたくなったら、もう一度初心に戻りましょう。
なぜ、その勉強会に参加したのかを考えてみるのです。
自分を変化させたいからだという理由を思い出すはずです。
次に自分がどうなりたいのかを、再度イメージしてみましょう。
変化した未来の理想の自分をニコニコしながら考えてみるのです。
私はブログを書き始めた時に、何冊も本を書いている自分をイメージしました。
何度も挫折しそうになりましたが、そのために未来の理想の自分を思い出しました。
本を書き続けるためには、スキルや実績が必要ですから
私は書き続けるしか選択肢がなかったのです。
一冊目の本を書いている最中に、私は本を出し続けて
自分の知識や経験で、誰かの役に立ちたいと考え始めました。
そのためには、文章を書き続け、人に自分の意志を伝える必要があります。
私はブログを書くことを決め、いしたにまさき氏のリブログ講座に通って
ブログを習慣化することにしたのです。
いしたに氏は「毎日、自分のビジネスに近いことを記事に書き続ける」という
シンプルなルールを教えてくれました。
私は歯磨きをするように、このルールを自分ごと化しました。
何度も書くのを諦めそうになりましたが
そのたびに「半年継続すれば、良いことが起こる」という
いしたに氏の言葉を思い出しました。
本を何冊も書いている自分をイメージして、毎朝ブログを更新したのです。
100日を経過したあたりから、ブログを書くのが自分の中の朝の儀式になりました。
そして、半年もするとブログ経由で色々な方からオファーをいただけるようになったのです。
少しづつですが、良いことが引き寄せられるようになり
これが書くモチベーションになったのです。
また、書き続けることが自信につながり
いろいろなことにチャレンジできるようにもなりました。
ブログを継続できたのだから、セミナーも開催できるはずだと考え
人前で自分の体験を話すようになったのです。
これを繰り返すうちに、あるセミナーで編集者と出会い
2冊目、3冊目の出版が決まったのです。
当初の目的が、ブログとセミナーの習慣化で達成できたのです。
チャンス(偶然)ではなく、チョイス(選択)が運命を決める。(ジグ・ジグラー)
自分を変えるためには、チョイス(選択)が重要です。
未来を変える選択をして、それを習慣化することで
チャンスを引き寄せられるようになるのです。
成功へのエレベーターはないと思って
自分が決めた階段を一歩一歩上ることで、人生は楽しくなるはずです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: sundowners via photopin (license)
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