今日の「やるべきことリスト」に並ぶ仕事ついてよく考え、ひとつひとつを「重要な決断」「創造的」「その他」のどれかに分類しましょう。「その他」に分類された仕事を終わらせる時間は、その日のもっと遅い時間(昼食後に眠くなる時間帯とか)にとっておきましょう。そうした時間をちゃんととっていることがわかっていれば、その日のもっと早く、精神的にいちばん余裕のある時間帯に取りかかることはまずないでしょう。(ジョシュ・デイヴィス)
成功する人は、2時間しか働かない(ジョシュ・デイヴィス著)を読むと
無意識の悪い習慣によって、生産性を下げていることに気づけます。
もしも、短時間で重要な仕事を終わらせたいなら、本書のアドバイスに従うとよいでしょう。
私たちはいつもの習慣に頼り、何気なく時間を過ごしてしまいます。
オフィスにつくといつもの癖でメールをチェックし始めます。
メールを開いて読んで、最初のメールに返信し
それからすぐに次のメール、また次のメールと作業を繰り返し
いつの間にか脳が一番働く午前中を無駄にしているのです。
もしかしたら朝、別な大事な仕事をしようと思っていたのに
メール作業という無意識のルーチンが作動してしまい
何かのきっかけが訪れるまでやめられなくなってしまうのです。
ネットサーフィンも同じで、ついつい無意識のうちに時間を費やしてしまいます。
しかし、これでは生産性は上がりません!
どうすればよいのでしょうか?
送料無料/成功する人は、2時間しか働かない 結果を出すための脳と身体のピークのつくり方/ジョシュ・デイヴィス/西川美樹 |
私たちはほとんどの時間、自動操縦モードで、無意識のルーチン(日課、慣習)に従って、考え、感じ、行動しています。無意識とは、心や頭が意識せずに行うありとあらゆることを指します。行動が思慮に欠ける、という意味ではありません。そうではなくて、しっかりと習得し、じゅうぶん練習を積んでいるため、意識してコントロールする必要がほとんどないのです。
私たちの毎日は習慣となっている無意識のルーチンに支配されています。
この無意識のルーチンに頼ると、生産性を上げることは難しくなります。
朝の何気ない行動が1日を台無しにしてしまうかもしれません。
私たちが「タスク」
朝起きる、仕事に行くために身支度する、
多くの行動が無意識のルーチンによって行われています。
問題なのは、次に何をすべきか深く考えもせずに
あるタスクから次のタスクにさっさと移る場合が多いことです。
デューク大学の学者が2006年の論文によると
毎日の行動の実に40パーセント以上が、「その場の決定」
「習慣」から決められているといいます。
私たちはタスクという悪い習慣の罠に陥っているのです。
ここで選択を誤らないように注意することが必要です。
私たちの生活はすべて、習慣の集まりにすぎない。(ウィリアム・
ジェームズ)
自分の悪い習慣=タスクに流されないように
朝起きた時に今日やるべきことをリストに書き出し、優先順位を決めましょう。
特にやるべき3つのことを意識し、「絶対にやる!」と決意するのです!
私も毎朝Evernoteにやるべきことを書き出し、その日の優先順位を決めています。
これをルールにすれば、迷わずに行動できるようになります。
著者のジョシュ・デイヴィスは最高な2時間を作れば、人生はよくなると言っています。
生産的な最高の2時間をつくるための最初の作戦は、
それは一日のうちの貴重な瞬間に気づくことです。
今やるべきことを瞬時に判断することを習慣にすればよいのです。
その日にやるべきことを朝一にリスト化して、重要課題を認識しましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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