生活習慣だって、飲酒を避けたいと思っていても、飲酒の会に誘われたときに、自分はしっかりとお茶で楽しむとか、それをできないことがわかっていたら断るなど、やはりここでも主体性を発揮しないと、その習慣を保つことは難しいのです。(勝間和代)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
アルコールをやめるときに大切なことは、お酒との距離を置くことです。
悪い習慣をやめる際の鉄則は、やめたい対象から離れることなのです。
断酒するときに私が決めたことは
飲み屋には近づかない、飲み友達とは夜は会わないようにするの2つでした。
お酒の広告を意識して見ないようにするなど
当時はお酒から離れることに集中していました。
いつも喉に渇きを覚えていたので、ドリンクバーのある店で過ごす時間が増えました。
ウーロン茶やコーヒーを飲みながら、読書で気分を紛らわせました。
そんな生活を6ヶ月ぐらい過ごしたら、お酒をやめられたような気がしました。
そこからはお酒のある店にも行けるようになり
お酒なしで人との会話を楽しめるようになったのです。
人がお酒を飲んでいても、気にならなくなり、会話に集中できたのです。
自分はもう飲まないと決めたことと半年間の習慣のおかげで
お酒が私の人生の中で不要なものになったのです。
あれほど好きだったお酒に全く魅力を感じなくなっていました。
飲み会に参加しても、飲んでいない私の頭は、シラフのままで冴えています。
二次会にも行かないと決めていたので、その後の夜の時間を楽しめることに気づけました。
夜のドライブも楽しめますし、頭がクリアなので読書もできます。
お酒という縛りがなくなったことで、自分の時間の幅が広がったのです。
飲み屋に毎日通って、飲み友だちとのルーティンの時間は
飲んでいるときの私にとっては、とても楽しい時間でした。
いつもアルコールのおかげで、脳が明るく、そのときは充実感を感じていました。
しかし、今考えるとそれはその場だけの快楽でしかなく
当時の私は何も生み出していませんでした。
良いアイデアが浮かんでも、翌日には忘れていたり
行動に移さないまま、時間を浪費していたのです。
アルコール依存症のときの私には、主体性がなかったのです。
みなと同じように流されて、いつもと同じようなルーティンワークをこなし、頭を使わずにぼーっと生きることは、短期的にはとても楽です。しかし、それは「楽」なのであって「楽しく」はないですよね?そして、脳にだんだんと栄養がいかなくなり、一歩一歩、老化、そして、認知症に近付いていきます。使わない脳はいらなくなるからです。(勝間和代)
当時の私は、脳をダメにすることに時間を費やしていました。
10年前に断酒してからは、飲まない人との時間を増やすことで
多くの気づきをもらっています。
アクティブな人との時間を増やすことで、自分も行動できるようになったのです。
本を読んだら、書評をブログに書いて
自分がよいと思ったことを行動にうつすことをルールにしたら
私に良いことが起こり始めたのです。
自分の頭を使わずに、人に流される生活をやめれば、主体的に生きられるようになります。
私は断酒することで時間が生まれ、新しいことにチャレンジできるようになりました。
ソーシャルメディア、ブログ、出版、海外でのビジネス、起業など
10年前の呑んべいだった自分とは、全く異なる今の自分と出会えたのです。
時代は絶えず変化していますが、お酒に逃げることで
私はそのチャンスを自ら塞いでいたのかもしれません。
今は世の中を見る目も変わり、行動も怖くなくなったので
新たなチャレンジを楽しめるようになりました。
失敗は当たり前で、成功への通り道だと考えられるようになったことが
私の断酒以降の一番の変化かもしれません。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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