「強み」を活かした仕事をしている人たちは、週に40時間、質の高い時間を過ごしていました。「強み」を活かせない仕事をしている人が元気に働けるのは、週に20時間まででした。また、「強み」を活かした仕事をしている人たちは、強みを活かしていない人たちに比べて、仕事にエンゲージしている確率は6倍、人生満足度が高い確率は 3倍以上にのぼりました。(トム・ラス)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
トム・ラスの元気は、ためられるを読むと
自分の強みを見つけ、それを磨くことが大事だとわかります。
「強み」を活かした仕事をしている人たちは
他の人に比べ、はるかに生産性の高い仕事をしています。
彼らは人生にも満足していますし、仕事に対してのエンゲージ率も高くなっています。
仕事に強みを活かしている人は、人生をエンジョイしている幸福な人たちなのです。
また、人を雇用する際も、強みを持った人を採用したほうがよいことがわかります。
ジェネラリストばかりではなく、スペシャリストを採用し
彼らの強みを活かすことが、企業を成長させる原動力になるのです。
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もしあなたが、なんでも上手になることに人生の大半を費やしているなら、1つのことをとても上手になるチャンスをつぶしています。それでは、二流止まりの分野が増えるだけです。強みを活かせるかどうかは、時間の割り振り方で決まります。1時間を使うなら、才能のある分野に使ったほうが、弱点を直すことに使うより、はるかに大きな成果を得られます。弱点を直すことに時間を使うのは、重力に逆らうようなものなのです。ところがたくさんの人が、弱点を直せば多才な人間になれると期待して、それに何年、何十年も費やしています。
人生を変えたいのなら、時間の使い方を変えるのが早道です。
なんでもやってみるのではなく、自分の強みを磨くことに時間をかけるべきです。
弱点にフォーカスするのではなく、強みを伸ばすことを意識するのです。
自分が好きな分野、才能のある分野に時間を費やしましょう!
ここでピーター・ドラッカーの以下の名言を思い出しました。
成果をあげるエグゼクティブは、人間の強みを生かす。彼らは弱みを中心に据えてはならないことを知っている。成果を上げるには、利用できるかぎりの強み、すなわち同僚の強み、上司の強み、自分自身の強み、を使わなければならない。強みこそが機会である。強みを生かすことが、組織の特有の目的である
強みこそが機会であると信じて、そこに全力を傾けるのです。
何事かを成し遂げるためには、強みを活かすことしかありません。
私たちは、弱みによって何かを行うことはできませんから
無駄な作業には極力、時間を使わないよういしましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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