明治大学の久米信行先生のベンチャービジネス論で、今年もお話をしてきました!

仕事に行くのではなく、みんなを笑顔にしに行く。(福島正伸)

逆算思考で朝時間を大切にする!

昨日、明治大学の久米信行先生の授業に参加し、ゲスト講師としてお話させていただきました。ベンチャー起業家を育成する講義に参加する学生さんたちはやる気に溢れ、彼らとのコミュニケーションによって多くの刺激を受けることができました。昨日は10年後の自分の姿をイメージし、そこから逆算して行動することの重要性をお話しましたが、講義後のレポートを拝見するとこの逆算思考に共感いただけたようで、とても嬉しかったです。

終了後、何人かの学生さんと会食しましたが、そこでは仕事を楽しむというお話をしました。会社に行けばつらいこともありますが、他者に貢献するという目標を持っていれば、いつでも笑顔になれます。「笑顔になれば幸せになれるよ」と伝え、みんなで笑顔のトレーニングをしましたが、それだけで場の空気が明るくなりました。

福島正伸氏が言うように仕事をしに行くのではなく、みんなを笑顔にしに行くと決めれば、自分の行動を変えられます。私たちは 毎朝、何気ない一日にするか、感動の一日にするか、選ぶ権利を与えられているのです。朝起きて、嫌だなと思っても、自分のミッションやビジョンを確認することで、ワクワクなマインドを取り戻せます。私は毎朝、逆算手帳を見返す時間を持ち、自分の目標を確認しています。この数分の時間で嫌なことを忘れ、モチベーションを取り戻せます。今日も良い日にすると決めることから、価値ある1日が生まれます。朝時間に自分との対話を持つことで、人生をよりよくできるのです。

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計画的偶発性理論を信じて、ポジティブに行動しよう。

1日1回は失敗して、その数を「貯金」だと思って記録する。(久米信行)

久米先生は失敗を貯金だと思うとよいと授業でお話していました。ネガティブなことも行動するからこそ体験できます。何もしなければ、自分を変えることはできません。仕事は楽しいものだとマインドセットをシフトすることで毎日を有意義にできます。誰かを笑顔にするとワクワクしながら行動していれば、新しいことへのチャレンジも苦にならなくなります。

新しいことをやり続ければ、自分の中の経験を増やすことができ、これが未来の自分を助けてくれます。経験を積み重ねたり、新たな知識を吸収することで、やがて正しい答えを見つけられるようになります。ですから失敗してもよいのです。失敗する前にあきらめたり、失敗したからと言って止めてしまうのはなく、そこから何かを学ぶようにするのです。人生を楽しむと決めれば、失敗から何かを学べ、脳にその体験をインプットできます。この体験が脳の中でつながり、新しいアイデアや解決策をもたらしてくれます。

新しいことに挑戦して、あなたは成功するかもしれないし、失敗するかもしれません。それを好きだと思うかもしれないし、嫌いだと思うかもしれません。新しい友人ができるかもしれないし、逆に敵をつくるかもしれません。思いもしない結果が生まれるかもしれません(自分がまったく知らなかったことも含めて)。新しいことをやるときには、リスクがあります。結果がどうなるか、前もってはわかりません。もし、どうしても結果を知っておきたいと思つのなら、ひとつだけできることがありますーそれは何もしないことです。何もしなければ、確実に何も起こりません。(J・D・クランボルツ)

昨日の授業でご紹介したのがJ・D・クランボルツ計画的偶発性理論です。運を高めるためには失敗を恐れず、好奇心を持って、絶えず行動することが重要です。行動を最大化すれば、素晴らしい偶然にたくさん出会え、運がよくなっていきます。
私はこの5つのルールを実践することで、生まれ変われました。何もしなければ、何も生まれないのですから、積極的に行動して何かを生み出したほうがよいのです。

■「好奇心」たえず新しい学習の機会を模索し続けること 
■「持続性」失敗に屈せず、努力し続けること
■「楽観性」 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
■「柔軟性」 こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること 
■「冒険心」結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

起業家になるならば、この5つのマインドと失敗を恐れない勇気を持つべきです。いつも笑顔で、ギブすること(貢献する)で周りの人たちから応援してもらえるようになります。

まとめ

10年後の自分から逆算し、今ここを大切にすることで人生が変わります。失敗を恐れず、それを自分の貯金だと思うことで思考と行動が変わります。J・D・クランボルツの計画的偶発性理論を身につけ、笑顔で貢献することで運がよくなります。自分の目標に向かって、失敗を重ねる勇気を持ちましょう!

久米先生と学生さんのおかげで、楽しい時間を過ごせました。本当に皆様とのご縁に感謝します。今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

    

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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