誰の人生を生きていますか?(ロバート・アンソニー)
自信を持って、この質問に「自分の人生だ」と答えられる人は
意外に少ないのではないでしょうか?
マツダミヒロ氏の新刊賢人たちからの運命を変える質問の中で
このロバート・アンソニーの言葉を以下のように解説しています。
「自分の人生は誰のものだろう?」という質問の答えは、きっとひとつです。アドバイスをしてくれる人の言葉には耳を傾ける必要がありますが、その上で自分で決断していくということが、自分の人生を生きることになります。今日一日を振り返ってみて「誰の人生を生きていたか?」と確認してみると、もしかしたら、他人が希望する人生を生きていることもあるかもしれません。日々、この質問を自分に投げかけながら、自分の人生を生きる選択をしていきましょう。
自分の人生を生きる選択をする。
これは、とても力強いメッセージですね。
時として、私たちは他人に自分の大切な人生をコントロールされています。
自分のやりたいことを犠牲にしていると
退屈な人生を送ることになり、数十年後に大きな後悔をしそうです。
「自分は何がしたいのか?」
「自分はどうなりたいのか?」を明確にしておかないと
結局は他人に流されてしまい、貴重な時間を失ってしまうのです。
以前、私はアルコール依存症で夢を失っていました。
やりたいことは酒を飲むことという情けない状況でした。
今日は家に早く帰って家族と過ごそうと思っていても
夕方に飲み仲間から誘われると、その誘いに簡単に乗ってしまうのです。
当時は自分の人生を生きていませんでいた。
飲み仲間とお酒に自分の大切な人生をコントロールされていたのです。
自分の人生を生きようと決めた時に、私は断酒を決意しました。
そのときに、環境を変えれば、習慣が変わると気づいたのです。
人は今すぐ手に入るものを手に入れたがのです。
自分の人生を変えるためにお酒をやめることを決めた私は
お酒がすぐに手に入らないようにしました。
家中のお酒をすべて処分し、飲み屋には一切近づかないようにしました。
飲み仲間ともしばらくの間、関係を絶ちました。
お酒という悪習慣をやまえるために、抜本的に自分の生活環境を変えたのです。
この時に意識したのが、習慣と環境の関係です。
スマート・チェンジ 悪い習慣を良い習慣に作り変える5つの戦略の中で
アート・マークマンは自分が習慣化で失敗している原因を
突き止めると良いと書いています。
(私の場合はお酒が生活の中心でしたから、これを改善しました。)
原因がわかれば、そこから離れればよいだけなのです。
解決策はいたってシンプルで、これに気づいたおかげで
比較的スムーズに断酒に成功しました。
私は飲み仲間と飲み屋から距離をおくという選択をしました。
そして、夜型のライフスタイルを朝方にシフトしたのです。
お酒を飲むのをやめて、早く家に帰ることで
家族とのコミュニケーションを楽しんだり
読書やアウトプットに時間を費やすようにしたのです。
家族と自分との対話を増やしたために、気持ちが満足し
幸せを感じられるようになりました。
また、夜もできるだけ早く眠るようにしました。
こうすると朝早く起きられるようになり
貴重な朝時間を楽しめるようになったのです。
脳がアクティブに動く時間に読書とブログを習慣化したのです。
このよい習慣によって、その後、私は多くのものを引き寄せてきました。
習慣のポイントは環境を変えることだと
本書スマート・チェンジを読むことで、再認識しました。
自分の人生をこれからも生きるために
やりたいこと(目標)を明確にし、そのための時間を作り出したいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: via photopin (license)
コメント