私がノンアルコールビールをやめた理由

人間の欲望には、際限がありません。
古代ローマの詩人のシルスは「最も欲望の少ない者が最も豊かな者である。」と言い
欲望に振り回されない人生が豊かだと喝破していました。
欲望のままに生活していると いつも満たされない状態で、永遠に満足できないのです。

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人間は本当に欲深い生き物です。

人間は快楽に対する適応能力が高い。自分が夢見ていたものが現実になると、その瞬間にそれは価値を失い、次の快楽を求める傾向がある。(ジョン・キム)

私が断酒をしたり、ファスティングをしているのも
自分の欲求に負け続けた結果なのです。
もっともっとと酒を飲み続けていたら、体調が悪くなり
肉中心の生活を送っていたら、悪玉コレステロールの数値が高くなったのです。
健康を維持できない自分を反省しています。
完全に、自業自得なので、仕方がありません。

ファスティングを始めることで、食事に対する考え方が変わりました。
夜一回の食事なので、健康に良いものを食べようと思えるようになったのです。
何を食べても美味しく、感謝できるようになりました。

8年前に、私は思い切ってアルコールをやめました。
断酒することで悪い習慣を良い習慣に変えることにしたのです。
お酒をやめて、スパーリングウオーターに変えることで
体重を13Kg落としたのですが、その後がいけませんでした。
数年前にノンアルコールビールが発売され、それを試したら
ビールを飲んだような感覚を思い出し、いつしかそれが習慣になっていたのです。

これが良くなかったのかもしれません。
だんだん夜の付き合いに参加するようになって、また太り始めてしまったのです。
ノンアルコールビールが、悪い習慣になっていたのです。
お酒を止めた時は、自宅で健康的な食事をしていたのですが
いつの間にか、昔の生活に逆戻りしていたのです。 

この8年間アルコールを一滴も飲んではいなかったのですが
ノンアルコールビールを飲む頻度が多くなっていました。
これが私の健康には、よくなかったようです。
ノンアルコールビールを飲む際に、カロリーの高い料理を食べてしまうことで
私の体に余計な脂肪をつけてしまったのです。
また、夜遅くに食事をするなど、不規則な生活を送るようになっていました。

先週の金曜日の人間ドックの結果を見ると
ファスティングの効果は少しづつ出始めていますが
悪玉コレステロールはなかなか減らせず、ドクターから注意を受けました。
ここでもう一度、私は自分をコントロールすることにしました。
ノンアルコールビールも完全にやめてみます!

しばらくはファスティングを継続しながら
ノンアルコールビールの注文を控えることにしました。
自分の健康を維持するためには、欲望と戦わなければいけません。
際限のない欲望にストップをかけないと、永遠に健康を取り戻せないと思い始め
ノンアルコールビールや夜型の生活に、サヨナラすることにしました!
こう考えることで、とても気持ちがスッキリし、ワクワクな気分を味わっています。
私の中では健康を維持することが、豊かなことに思えるようになってきました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
   

photo credit: Stop!! via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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