他人に人生を支配されることほど辛いことはありません。
感情をコントロールすることを覚えれば、このジレンマから解放されると
C・ジェームス ジェンセンは潜在意識をとことん使いこなすの中で語っています。
では、どのようにすればよいのでしょうか?
まずは、他人の言動に動じないことを決めましょう。
思考法を変えて、相手の言動をコントールすれば、よいだけなのです。
他人の言動には、あなたを心から悩ませたり、苛立たせたりする力はない。相手があなたを煩わすことを、あなた自身が許しさえしなければ、だが。他人があなたを悩ませる唯一の手段は、あなたの思考を通して働きかけることなのだ。(C・ジェームス ジェンセン)
思考は創造性がとても高いために
他人について考えたり、感じたりしたことを
私たちは、実際に体験してしまうのです。
これでは、人にコントロールされるのと同じで
自分らしさを保てず、疲れてしまいます。
たとえば、怒りを感じるとき、あなたの心の中では4つのことが段階的に行われている。まず、相手が言ったことについて考え始める。その後怒ろうと決め、怒りの感情を生み出す。それから行動を起こそうと考える。おそらく言い返したり、相手と同じことをして返すだろう。そしておわかりのように、思考、感情、反応、行動のすべてが心の中で行われている。
まずは、人らしく生きるために
自分の意識と行動を変えててみるのです。
相手に敬意を払い、感謝する気持ちを持てば
やがて、相手の思考と行動が変わり始めます。
自分を大切に考えているのは、相手も同じなのですから
まずは、あなたが大人になり、相手に善意を示せばよいのです。
もし、あなたが自分を理解してもらいたいのなら
あなたの方から相手に歩み寄ってみましょう。
自分を非難されたくなかったら、相手を心から認めるべきなのです。
自分が「したことは返る」の法則を信じれば
相手を認め、敬意を払うことからスタートできるようになります。
けれども、精神的に大人になると、他人からの批判や憤りに対して、否定的に反応しなくなる。つまり精神的に大人になるとは、心の揺れを抑え、相手の批判をものともしない雰囲気を身につけることだ。人生の目的に心を集中し、どのような人や場所、ものにも、あなたの心の内の平和や安定、そして輝くばかりの健康を邪魔させてはならない。
自分の目的に人生を集中させないと、なりたい自分にはなれなれません。
自分が大人になって、相手との関係を良くしてみましょう。
まずは、自分の思考を変えて、精神的に大人になることを目指すのです。
これが身につけば、無駄な考えに左右されず
クリエイティブな時間を作り出せるはずです。
潜在意識は、あなたが習慣的に考えていることを再生する記録装置です。
他人について好意的に考えることは、自分を好意的に考えることと同義なのです。
他人に対する恨みや憎しみは、心の毒ですから、捨て去りましょう。
人に悪意を抱けば、自分にも悪意を感じるようになってしまいます。
他人に振り回されないためには、親切になり、感謝の気持ちを持つことだという
C・ジェームス ジェンセンの言葉にはとても共感しました。
良い習慣を身につけましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Day 74 via photopin (license)
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