たいていの人は一年に一回か二回しか考えない。私は一週間に一回か二回考えることによって、国際的な名声を得た。(ジョージ・バーナード・ショー)
アーニー・J・ゼリンスキーは、休暇を楽しめる人はプラス思考の人だと
働かないって、ワクワクしない?で、書いています。
人は休暇になると退屈を感じてしまい、のんきで気楽な生活を送れなくなるのです。
時間に関して、人は二つのタイプに分かれます。
■自由時間を楽しめる人
■自由時間を楽しめない人
私たちは自分が置かれた状況のとらえ方を変えることによって、生活の質を変えることがで議きる。たとえば、二人の人が会社をクビになったとしよう。一人はそれを天恵と受け止め、もう一人は災いと感じるかもしれない。状況のとらえ方を変えられるかどうかは、自分の心構えを変えられるかどうか、考え方が柔軟かどうかにかかっている。
せっかくの人生ですから、やりたいことを実現するために
自由時間を楽しめるようにしたいものです。
そのためには、思考法を変えることが一番です。
考え方を柔軟にすることで、私たちは人生をエンジョイできるようになるのです。
自分が何を考えているか、また、なぜそれを考えているかについて、時間をかけて思いめぐらす人はあまりいない。考え方を変えるには、別の考え方を試してみる必要がある。これまでの考え方を疑うことによって、古くさくなった信念を、新しい観点と価値観に取り替える。仕事と仕事がもたらす恩恵についての考え方を変えれば、自由時間に対してプラス思考ができるようになるだろう。自分のものの考え方に一度も疑いを持たない人には、二つの本質的な危険が生ずる。 ◆一つの考え方に凝り固まってしまい、もっとふさわしい選択肢があるかもしれないのに、それを見ようともしない。◆ある時点ではふさわしいと思われた価値観を、時が過ぎ、状況が変わっても持ち続け、いつまでもその古くさい価値観で行動している。
子供の時に私たちは柔軟な思考ができましたが
やがては、世の中の常識に洗脳されて、この能力を失っていくのです。
モノの考え方を子供時代に戻すためには、クリエイティビティがキーになります。
そして、この感覚を取り戻すのは簡単なのです。
自分をクリエイティブだと考え、信じれば良いと
アーニー・J・ゼリンスキーは、以下のように言っています。
創造性を発揮するには、プラス思考が必要だ。どんな分野でも、クリエイティブな人は最終的には成功する。クリエイティブな人は、他の人が解決不可能だと考える問題をチャンスとみなすのだ。研究者によると、クリエイティブな人とそうでない人の違いは、自分をクリエイティブと考えているか否かだけらしい。クリエイティブな人は自分をクリエイティブだとみなしている。クリエイティブではない人は、考え方が型にはまっていて、自分にはクリエイティブな要素などない、という誤った認識を持っている。プラス思考をするためには、常に自分の認識に疑いを持ち、思い込みの世界に生きることを避けなければならない。自分の先入観や信念を注意深くチェックする習慣を持たない人は、現実とは異なる世界を見ている恐れがある。このような行動の結果は深刻だ。落胆から鬱へ、そして精神的な病へと進む場合もある。
常に自分の認識に疑いを持ち、変化をやめなければ
ワクワクした時間が過ごせるようになるのです。
アーニーは、創造性の17原則を本書で紹介しています。
◆クリエイティブになろうと決める
◆理性に従わない
◆多くの解決法を探す
◆自分の考えを書きとめる
◆自分の考えを徹底的に分析する
◆自分の目標を決める
◆問題をチャンスととらえる
◆明白にみえるものを探求する
◆リスクを冒す
◆あえて人と違うことをする
◆楽しくばかげたことをする
◆自然にのびのびふるまう
◆今、この瞬間に存在する
◆基準からはずれた考え方をしてみる
◆規則や仮説を疑ってみる
◆決定を遅らせる
◆頑固になる
頭に浮かんだことをメモを取ると「脳の柱」と「脳の柱」が繋がって
アイデアが浮かび、多くの解決策をつくりだせるのです!
リスクを冒して、あえて人と違う勇気を持つことで
ワクワクなれるのですから、どんどんチャレンジしたいと思います。
働かないって、ワクワクしない?を読むと脳が元気になれます。オススメです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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