優しい言葉は、たとえ、簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする。(マザー・テレサ)
強運を味方につける49の言葉(本田健著)を読んでいます。
『「優しい言葉」は、運を運んでくる。』という本田氏のメッセージが素晴らしく
自分の言葉の使い方を変えてみようと思いました。
相手を認めること(自己重要感を高めること)で、他者との関係を強化できます。
人は自分のことを高く評価してもらいたいものですから
相手を素晴らしい存在だと思って、よい言葉を使って
どんどん褒めるようにしましょう。
これで、人間関係を素晴らしいモノに変えられます。
もし、余裕が持てたら、どんな状況にあっても、相手を思いやる優しい言葉を使えるようになりたいものです。人が一番嬉しいと感じるのは、つらい状況にあるときに、誰かから優しい書葉をかけられることです。だから、優しい言葉を使うことは、人を励ますもっとも親切な行為なのです。たとえ、叱らなければならない状況であっても、優しい言葉で伝えるほうが相手の心に届くでしょう。運は、優しい言葉を使える人が好きなのです。(本田健)
また、相手がつらい場合には、優しい言葉をかけるようにしましょう。
本田氏の言葉で、自分がつらい体験をした時のことを思い出したのですが
優しい言葉をかけてくれた人が、走馬灯のごとく浮かびました。
彼らが励ましてくれたから、私は、今、元気に過ごせているのです。
優しい言葉を使うことは、もっとも親切な行為なのですから
落ち込んでいる人がいたら、積極的に優しい言葉を使うようにしましょう。
いつでも素晴らしい言葉を習慣化することで
感謝される存在になれるのです。
本書の冒頭に、運のいい人の定義が書かれていましたが
感性、思考、行動によって、運が変化することがわかります。
人生は、何を感じ、考え、行動するのか、で決まります。運のいい人は、普通の人よりも、いろいろなことを感じでいます。それは、感謝であったり、悲しみであったり、イライラであったりします。それを踏まえた上で、上手に人と向き合っています。また、ふだんの考え方も違います。たとえば、物事を見るときに、多面的に見ます。だから、ちょっとしたことで動揺することはないし、新しいことに対して好奇心を持って、向かうことができます。同時に、いろいろな可能性に対してオープンなので、自由に生きることができます。そして、最後に、行動です。運のいい人は、人生は、思い出でできているということを知っています。だから、行動することに喜びを見いだしています。毎日が楽しいことでいっぱいなので、気がついたら、体が動いているのです。だから、やりたいんだけど、動けないということはありません。
本書には本田氏が選んだ49の名言が紹介されています。
「お礼や謝罪は朝一番で」(松本幸夫)
「行動のみが、人生に力と喜びと目的をもたらす。」(オグ・マンディーノ)
「他者を幸福にすることが、一番確かな幸福である。」(フレデレリック・アミエル)など
自分の運を良くできる言葉に出会えます。
本田氏の解説もわかりやすく、とても共感できます。
強運を味方につける49の言葉(本田健著)は、何度も読み返したい一冊です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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