気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント(名取芳彦著)の書評

習慣化

気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント名取芳彦著)を
書店で見つけて、衝動買いしました。
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その中の「年を取っても魂まで老けさせるな!」というメッセージに共感しました。

以下、本書より名取氏の素晴らしい言葉を引用します。

人は毎日必ず一日分の歳を重ねます。しかし、もうこんな年齢になってしまったと嘆いている暇はありません。新しいことに気づく感性さえあれば、同じことのくり返しのような日常の中に、「うわっ、今日まで気づかなかった」とキラキラ輝く物が見えてきます。その訓練をしていると、視覚に振りまわされないために目を閉じたり、聴覚に頼らないために耳をふさいだり、おもいっきり木の幹や草や土に近づくなど、チャレンジ精神ができます。年を取っても、魂まで老けさせちゃ駄目ですよ。

誰もが、毎日一日づつ年をとります。
その時に、五感を使って、多くのことを楽しめば
私たちは、老け込まずにすみます。
好奇心を忘れずに、新しいことに気づく感性を鍛えておけば
毎日を楽しくできるようになります。
チャレンジ精神を持つことが、若さを保つ秘訣なのかもしれません。

また、感謝について書かれた名取氏の教えが心に響きました。

食事は生きる上で基本です。その食事に対する乱暴な言葉や態度は、粗野な人生、粗雑な人間関係に通じる気がするのです。お寺で子供たちを集めて食事をする時に、全員で次の言葉を言います。食前の言葉 一粒の米にも万人の力が加わっています。一滴の水にも天地の恵みがこもっています。ありがたくいただきます。食後の言葉 み仏と大勢の人々の恵みにより、おいしくいただきました。体を養い、心を正しくして、あらゆる恵みに感謝します。ごちそうさまでした。

最近、ダイエットのために、食事の回数を減らしたことで
一回一回の食事にとても感謝できるようになりました。
食事など生きる上の基本に対して、「食う」などの乱暴な言葉を
使うのもやめようと思いました。
この言葉を読むことで、粗野な言葉や態度を見直し
自分の生きるレベルを上げたくなりました。
いただくという感謝の気持ちを忘れずに生きたいと思いました。

また、「情報の暴飲暴食をやめよう!」という考え方にも共感しました。
情報をいくら拾っても、行動につながらないと意味はありません。

仏教は、実践があって初めて仏教になり得ます。いくら知識を増やしても、それらをもとに悟りへの道を具体的に歩まなければ意味がありません。ともすれば、知ることの楽しさ、情報の暴飲暴食におちいってしまうので、お坊さんたちは実践行の大切さを胆に銘じています。自分を高め、いざという時に人の役に立てるように、たくさんの知識を総動員して”知恵”として結実させようと心がけているのです。知識は私たちがよりよく生きるための手段でしかありません。どんなことでもそうですが、目的をおろそかにして、手段ばかりに気を取られないように気をつけたいものです。

実践がなければ、情報は意味をなしません。
知ることばかりに力を使うのではなく
知識を知恵にして、他者に貢献できるようにしたいものです。

本書は仏教の考え方をわかりやすく学べる一冊で
読むだけで、心が洗われ、元気をチャージできます。
気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒントを読むと
不安や怒り、煩悩をスルーできるメッソドが学べます。
人生に悩んでいる人には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

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