ジョン・キム氏に読書の魅力を学ぶ!

われわれはある意味では、生まれた瞬間は未熟ではあるが、いろんな本を読んでいく中で高い境地に行くことができる。ただ、そこで終わってしまったらもったいない。100を教えてもらったら、わずかに1でもいいから、相手に教えかえす気持ちを持つ。自分がそれを理解して終わるのではなく、それに対して自分自身が何かひとつでも付け加えていく意識を持つのだ。(ジョン・キム)

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たんに文章をなぞるだけの受動的な読書は、山道を自分で登らず、ヘリコプターで山頂まで上がってしまうようなものだ。そこから得るものは少ない。(ジョン・キム)

ジョン・キム氏の読書に関する言葉は、素晴らしいですね。
本を読むのなら、内容を徹底的に理解し
自分ゴト化しなければ、意味がありません。
文章をなぞるだけの受動的な読書はやめて
本を読んだら、必ず考えることを習慣にしたいものです。

私は、毎日読書を欠かさないようにしていますが
月に何冊か、難しい翻訳書を読むようにしています。
分厚い本を読むのは、なかなか骨が折れるのですが
優しい本ばかり読んでいると脳が退化しそうなので
意識してマーケティングや脳科学の本を読むようにしています。

そういった翻訳本は、ただ読むだけではものになりません。
一度流し読みしただけでは、自分のモノにならないことが多いので
何度も繰り返して、読むようにしています。
そして気になった文章は、メモするようにしています。
Kindleならば、文章をコピーして
自分にメールしたり、Evernoteに保存します。

読み終わったら、読書メモを見ながら、ブログに書評を書きます。
この一連の作業によって、本が身になったかどうかがわかります。
だだ読んだたけだと、人には説明できないレベルのことが多く
実際にはモノになっていないのです。
一度読んだぐらいでは、ダメな場合が多く
本を読み返しながら、再度、著者に教えを請います。
この繰り返しによって、著者との関係を深められ
本を自分ゴト化できるようになるのです。

こう考えると、良い本を選ぶことが、人生にとって大事だとわかります。
いつも同じような本を読むのではなく、自分の可能性を広げる本を読みたいものです。

本を読むことは自分への投資。本を買うことは、単に知識を増やすというよりも、新しい人生と出会い、より成長した人生を買うという主旨で捉えるようにしよう。(ジョン・キム)

本を読むことは、自分への投資なのです。
新しい人生に出会うための方法で、もっとも安上がりなのが読書なのです。
一冊1500円の投資で、多くの著者との対話が出来ます。
難しい本を読むことで、脳を活性化できますし
自分の可能性を広げられるのです。

たまには、大きな書店を歩き回って、
自分が読まないカテゴリーの本を選んでみましょう。
新たな著者との出会いが、人生をより楽しくしてくれるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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