私たちは誰でも、生まれながらの富に恵まれています。その富とは、すばらしい心の働きです。人には180億の脳細胞があって、指令が出るのをひたすら待っています。心を使うには、自分がどこへ行きたいのか、何をなし遂げたいのかを、ただ言うだけでいいのです。何が欲しいのかがわかれば、心は自分が今いるところから行きたいところへ、あなたを連れて行ってくれるからです。心の力を知るのにちょうどいい問いがあります。「五年前、自分が本気で欲しかったものは何だったか」と考えてみてください。それがはっきりしていたら、今ごろあなたは、それを手にしているはずです。どうやって手に入れたのか?あなたの心が、そこまであなたを導いたのです。(ジャック・キャンフィールド&マーク・V・ハンセン)
私たちは偉大な財産を、生まれながらにして持っています。
しかし、残念なことに多くの人はそれを活用できずにいます。
私も9年前に断酒するまで、その財産をほとんど活用できていませんでした。
遅いスタートでしたが、私は44歳の時に心を活用することにしたのです。
ジャック・キャンフィールド&マーク・ビクター・ハンセンの名著
目標達成のためのプラス思考は、私が大好きな一冊でこの数日、本書を再読しています。
「五年前、自分が本気で欲しかったものは何だったか?」という質問を
私は改めてしてみました。
2010年に私が求めていたのは、パーソナルブランドを変えることでした。
普通のサラリーマンをやめて、著者ブランドを手に入れたいと本気で考えていました。
ただの元アルコール依存症のビジネスマンから、本を書いている人になろうと決めたのです。
当時の私には自分を信頼させるエビデンスがありませんでした。
ベンチャー企業に転職したために、ブランドを作る必要があったのです。
そこで、信頼の証になる書籍を絶対に出版すると決めたのです。(妄想)
周りの著者の仲間と過ごす時間を増やし、彼らからアドバイスをもらい始めました。
彼らはアウトプットしない限り、チャンスは引き寄せられないと教えてくれました。
自分が他者に何ができるかを考え、アウトプットのテーマを
ビジネス書の書評、ソーシャルメディアやiPhoneのおじさん的活用法に絞りました。
USTREAMで番組を作成し、それらの情報を大量に発信したのです。(行動)
USTREAMの黎明期というタイミングをつかんだことで
私はソーシャルメディアで、とても目立つことができました。
番組をスタジオで公開放送をしていたために、出版社の方と知り合うことができ
アウトプットをスタートして、すぐのタイミングで
なんと出版のオファーを頂いたのです。
その後もブログでアウトプットを続けること(習慣化)で
私は次々出版のチャンスをもらえ、著者というブランドで活動できるようになりました。
私がやったのは、妄想→行動→習慣だけでした。
このステップで夢が叶うのだと私は理解し、今でもいろいろと妄想を続けています。
私が最初にしたことは自分の心に向かって
自分がどこへ行きたいのか、何をなし遂げたいのかを、ただ言っただけです。
何が欲しいかがわかれば、心が私に行動を促し、そこに連れて行ってくれるのです。
目標が決まれば、潜在意識という心は、絶えずヒントを探してくれます。
このルールを覚えてから、私の人生はハッピーになりました。
あなたの180億の脳細胞は、いつでも指令を待っているのですから
今すぐ、やりたいことを明確にしましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
photo credit: It’s been a while. via photopin (license)
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