コミュニケーションが大事だと世の中的には、さんざん言われていますが
実は、私たちはコミュニケーションの知識、技術を習っていないのです。
そんな方には、世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方(石山喜章著)がおすすめです。
コミュニケーションが苦手の人は、観念が固定されている人が多く
人の話しが聞けない、思い込みが強い、他者の批判をするなどの特徴があります。
一方、人間関係を上手に作れる人は、自由な観点を持っている人です。
そういった人は、話を聞く傾聴力があり、自分の判断で行動できます。
彼らは潜在意識をうまく使いこななすという共通点があるのです。
コミュニケーションや人間関係を良くしたいのならば
潜在意識を開いて、自分に問いかけてみればよいのです。
あなたが相手に対して持っている認識、イメージを変え
コミュニーションを変えれば、問題解決ができるようになります。
その際、以下の4Cを統合すると、自分を変えられます。
1,カウンセリング(Counseling)
過去の話を聞き、「なぜ今の状態になってしまったのか」に気付かせ、解決策を明確にすること
2,コーチング(Coaching)
未来に向けて、「将来、どのようになりたいのか」と現在地を診断して、目標やゴールに至るステップに気付かせ、サポートすること
3,コンサルティング(Consulting)
クライアントの観点の外から問題点肯解決法、ビジョンを明確に伝えること
4,コミュニケーション(Communication)
相手の立場や状況を理解して交流することで信頼関係を築くこと
もう少し著者の言葉で4Cを説明します。
「カウンセリング能力」は相手の心を理解し、判断基準やアイデンティティーができた背景を理解することで、悩みや迷いの原因に気づかせられる傾聴力です。一方、「コーチング能力」は「将来、どのようになりたいのか」と未来の目標やゴールのイメージを明確にさせ、実現に至るステップを整理して、気づかせる質問力です。「コミュニケーション能力」は相手の立場や状況を十分理解して認めることで信頼のつながりへと転換していける力です。さらに、観点の外から明確なアドバイスや導きを行えるのが「コンサルティング能力」です。何が問題なのかを診断して、根本原因、解決策、明確なビジョンを伝達していきます。
本書では、これら4つの能力を統合すべきだと言っています。
相手の話しをしっかり聞き、将来どのようになりたいかがわかれば
相手への貢献を考えることができます。
会話の中で、傾聴力や質問力を使いこなせば
相手の思考を理解できるようになります。
自分がここで相手のために、何ができるのか?を考えれば
相手もあなたに心を開いてくれるはずです。
要は、コミュニケーション能力とは、人間力を高めることなのです。
この4C(能力)を全て使えば
相手の潜在意識から引き出した情報を一元整理できるようになり
本人の認識している範囲以上の内容が意識化されるのです。
ここから貢献を考えれば、相手のあなたのイメージを一気に変えられるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Leandro que …. MUCHAS GRACIAS por el streming via photopin (license)
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