特に現代人はご飯やパン、麵類などの炭水化物や甘いものなどの〝糖質 〟を摂りすぎている傾向があり要注意です。なぜなら糖質によって過剰に分泌されるインスリンというホルモンが、体にも肌にもさまざまな影響を及ぼして老化を早めてしまうからです。(オーガスト・ハーゲスハイマー)
老けない人はやめている(オーガスト・ハーゲスハイマー著)を読むと
健康に関する常識やダイエットの考え方が変わります。
私は著者のオーガスト・ハーゲスハイマーとほぼ同年齢の52歳ですが
その外見(肌年齢)の差に愕然とします。
食生活の改善によって、私たちは老けない体を作れることを、本書からから学べます。
オーガスト流のダイエットの基本は3つです。
■緑の濃い葉野菜をたっぷり摂って、体内をクレンジングする
■生 もしくは生に近いローフードで抗酸化力を高める
■糖質を控える
本書では、最新のダイエット術が書かれていますが、巷の情報が信じられなくなります。
以下気になった情報をピックアップします。
■味付けが濃い和食より、サラダ+ステーキの方が良い。
■フルーツジュースは、飲んで意味がない。
■豆乳はアンチニュートリエント(反栄養素)が含まれたままなので
栄養の吸収が阻害される。
■1日2リットルの水を飲むのがいいというには、医学的根拠はゼロ。
逆に胃酸の働きを邪魔してしまうので、飲み過ぎには注意が必要
■一部の食品以外のコラーゲンを摂ってもあまり肌に影響をおよぼさない。
アロエ、納豆、パセリ、ブロッコリーは効果がある。
ダイエットとは糖質を減らすことだということが理解できます。
私たちは普段の食事から十分な糖質を摂取できています。
それを認識することが、健康やアンチエイジングのスタートラインになるのです。
要は、食事を改善しない限り、私たちは老化を防げないのです。
その際、糖質を減らすことがポイントになります。
例えば、体に良いと言われるフルーツも、食べすぎには注意が必要です。
ビタミンCを摂取するなら、生野菜を食べる方が良いとオーガストは指摘しています。
フルーツの糖度は、中性脂肪を増加させるリスクがありますから
食べるならば、糖度の低いアサイー、アボカドを選びましょう。
グレープフルーツやパパイヤ、梨なども良いようです。
私の好きなデーツは、糖度が非常に高く
食べ過ぎには注意が必要だということがわかりました。
また、炭水化物は一回の食事でこぶし一個分にするというアドバイスも参考になります。
多くのビジネスマンが食べているパスタランチや丼モノは
炭水化物の過剰摂取につながり、自分の老化を早めてしまうのです。
ローフードを意識することの重要性も本書から学べました。
揚げ物や焼肉の食べ過ぎは、体の負担になり回復を遅らせるのです。
生のものは、抗酸化成分などの栄養素はもちろん、酵素が摂れることが大きなメリット。この酵素が消化吸収を助ける働きをしてくれます。ということは、消化吸収に使われるエネルギーを節約できますから、その分、体の回復やホルモンバランスの調整などにエネルギーを回すことができるのです。僕が生の葉野菜にこだわるのもまさにこのため。肉や魚など動物性食品にも抗酸化成分や酵素が含まれているので、これらもできるだけ生の状態で食べるのが理想的です。逆に言えば、揚げ物や焼き肉、加工食品など、消化に負担のかかるものばかりを食べていると、体は消化に力を使い果たし、ほかのことにまで手が回らなくてメンテナンスがおろそかになるのです。特に成長ホルモンの分泌がピークになる睡眠時に備えるために、少なくとも夕食だけは炭水化物を避け、できるだけ生のもの、もしくは生に近い状態のもの中心の食事を心がけましょう。
日本人のローフードといえば、魚の刺身ですね!
晩御飯には、刺身と野菜を食べることを習慣化していきたいと思います。
色の濃い野菜とローフードが、あなたの老化を防いでくれるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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