入社1年目から差がついていた! 行動が早い人の仕事と生活の習慣 (野呂エイシロウ著)の書評

行動が早い人は、勢いという強いエネルギーを周囲に放っていて、大勢の人を巻き込み、引っ張り、ぐいぐい仕事を進めていきます。(野呂エイシロウ)

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入社1年目から差がついていた! 行動が早い人の仕事と生活の習慣
(野呂エイシロウ著)
を読了しました。
仕事のできる人の共通点は、行動の早い人だと野呂氏は言います。
行動の早い人は、確かに存在感があり、独特のオーラを放っています。
野呂氏が言うように自分の存在感を高めれば
仕事の発注が増えますから、どんどん行動しましょう。

野呂氏は本書に簡単に存在感を増す方法を指南してくれています。
早速以下の5つのメソッドをモデリングしてみましょう。
まずは、意識を変えることがあなたの行動を変えてくれるのですから!

■大きな声を出す
■速く食べ、速く歩く
■返事は早く。
■すぐに答えられないときは、その旨伝える
■プレゼンで棒立ちにならない。

30年前に私が広告会社に入社した時に
上司から言われたことは
とにかく早く歩け!
おしゃれをして、クライアントから選ばれるようにしろの二つでした。

また、競合の代理店の営業マンからは、即レスの重要性を学びました。
とにかくクライアントのオファーに対して、彼はスピーディに対応していました。
私は彼の素晴らしさをクライアントから聞くことで
スピードが大事だということを学べたのです。

ビジネスとは、選んでもらう仕掛けを作ることなのですから
自分自身のマーケティングを考えることが、誰にでも必要なのです。
そのために、行動力や存在感で差をつけるのが、最も簡単な方法です。
これを習慣化することで、クライアントからの相談が増えていくはずです。
勢いというエネルギーをまずは、意識してみましょう!

大量行動に関する野呂氏の意見にも共感しました。
実力が同じなら、行動量が多い方が優秀だと評価されます。
実力が同じくらいの人が集まったら、行動した人がより果実を多く得ます。
この時に、行動が早い人が勝つのは自明の理なのです。
インターネットが普及し、日本人だけでなく
世界のビジネスマンがライバルになった現代では、スピードを重視すべきです。
1週間後の80点の企画書よりも
その場の30点の提案の方が、アドバンテージがあるのです。

完璧を目指すより、まずは終わらせろ。(マーク・ザッカーバーグ)

マーク・ザッカーバーグが言うように
完璧よりもスピードを重視するようにしましょう。

大量行動をする場合に、抜けや漏れを防ぐのがプロの仕事です。
自分の行動レベルを徹底的に細分化し
「タスク=やるべきこと」をことを書き出すことがが肝心です。
タスクをリスト化し、どんどんこなすことで達成感を味わえるようになります。
終わったタスクにはチェックマークをつけることで
行動するのが辛くなくなり、ワクワクな気分でアクションできるようになるのです。

野呂氏は本書で、「自分から考えて行動できる人になれ!」と書いています!
本書にはそのためのヒント(野呂氏のノウハウ)が満載ですから
ぜひ若いビジネスマンの方に、読んでもらいたいです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

photo credit: Mac user via photopin (license) photo credit: Mac user via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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