成功者の3つの条件は、①素直 ②勉強好き ③プラス思考(船井幸雄)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
今日は経営者の資質について考えてみたいと思います。
船井総研の創業者である故船井幸雄氏は、社内会議などで
「素直、勉強好き、プラス発想」が経営者の成功の3条件だと
繰り返し話していたそうです。
確かに私の周りの成功している経営者たちも、これらの3条件を満たしています。
世の中が恐ろしいスピードで変化している現在、経営者はそれに適応しなければなりません。
頭が固ければ、過去の成功体験にとらわれ、変化することを躊躇します。
時代の変化を教えてくれる人は、たいがいの場合若い世代の人たちです。
彼らを異質だと遠ざけるのではなく、宝だと捉え
若い人たちから素直に学ぶという姿勢が変化のためには必要です。
できる経営者は年齢差を気にせず、誰からも新しいことを学ぼうとします。
小山政彦氏は一生ものの仕事の習慣の中で、以下のように勉強好きを定義しています。
この「勉強好き」は、まず「どれだけ自分がものを知らないか」を知ること(無知の知)から始まります。「自分は何も知らない小さな存在だ」というらこそ、自ら調べ、勉強するのです。
自分がものを知らないと認めることは、とても難しいことだと思います。
知らないことは恥だと感じ、ついつい知ったかぶりをしたり
過去の知識に安住して、時代遅れな存在になっているのです。
これを避けるためには、どれだけ自分がものを知らないかを認めることが肝心です。
この「無知の知」から本当の学びは、スタートするのかもしれません。
自分が知らないことを知ることで、若い人たちからも学べるようになります。
「無知の知」こそが、変化に適応するために必要な能力かもしれません。
その際、周りに若い人が多く集まるように人脈を広げておくと、質問もしやすくなります。
会社や友人以外のネットワークを充実させることで、新しい知識を入手しやすくなります。
9割の会社は人材育成で決まる! [ 小山政彦 ] |
小山氏は成功している経営者の成功哲学を調べた結果
「成功の秘訣は、成功するまでやり続けること」だと気づきます。
エジソンも松下幸之助も決して途中で諦めませんでした。
彼らは「失敗」は成功への途中経過だと考えていたのです。
小山氏は失敗は、成功者にとっては偉大な学びの機会だと言っています。
失敗という概念は他人が語るものであり、自分が失敗と捉えなければ偉大な学びの機会となるのです。
素直に周りの人から学べ、変化に適応し、プラス思考で行動するからこそ
成功者になれるという船井幸雄氏や小山政彦氏の考え方には共感します。
この3つの成功条件を意識して、自分を変えていきたいと思います。
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ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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