「成功したい」「いずれは起業したい」「今の自分を変えたい」と思っている人にとって一番大切なのは、成功のためビジョンに向かって、即行動すること。(大平信孝)
先日お会いした大平信孝氏のこの言葉が刺さりました。
献本いただいた本気で変わりたい人の行動イノベーションの一言なのですが
この言葉のおかげで、すぐ行動することの重要性を再認識できました。
大平氏は行動したいなら「欲望」を使えといいます。
欲望を使えば、「行動できない自分」から「行動できる自分」に変身できます。
自分の未来を妄想して、欲望からビジョンを生み出すのです。
有名になりたい、金持ちになりたいなどのドロドロ、ギラギラした欲望が
大きなビジョンを生み出す原動力になります。
欲望を進化させ、他者への貢献を考えることで、ビジョンが生まれるのです。
例えば、有名になりたいという妄想を貢献を考えながら進化させれば
ビジョンが生まれ、行動を加速できるようになります。
有名になりたい(欲望)→人前で喋りたい→人の喜ぶ話をする(貢献)
私も起業したいという「欲望」を突き詰めているうちに
自分の強みの「人を元気にする」ことをテーマにしました。
ここからベンチャー経営者の悩みを解決し
ワクワクな人たちを増やすというビジョンを導き、みらいチャレンジを起業したのです。
本気で変わりたい人の行動イノベーション [ 大平信孝 ] |
大平氏はアドラーの幸福の3条件を引用しながら
自分の欲望を知る方法を教えてくれます。
アドラーの幸福の3条件は
1、自分を受け入れていること
2、他者を信頼していること
3、自分を受け入れる ですが
自分を受け入れること=自分と仲良くなる感覚が
自分の魅力を高め、行動するための自信をもたらしてくれるのです。
毎日の1分間の行動で、未来を変えられると大平氏はいいます。
朝と夜のほんのすこしの時間にレバレッジをきかせて
自分の行動にイノベーションを起こすのです。
1分間行動イノベーションは「50秒セルフトーク」と「10秒アクション」に分かれます。
寝る前のゴールデンタイムに「本当はどうしたい?」と
50秒間自問することを習慣にすれば。自分のやりたいことが見つかります。
この質問によって、私たちは自分に寄り添え、自分と仲良くできるようになります。
「もう残業したくない」という答えが浮かんだら
「例えば?」「他には?」と問いかけることで
自分のやりたいことのイメージが具体化できます。
アンソニー・ロビンズも指摘しているように
自分によい質問をすることで、自分の意識と行動を変えられます。
この「本当はどうしたい?」というセルフトークを活用すれば
「今、ここ」に集中でき、正しい選択ができるようになります。
自分に軸をつくることで、決断のスピードがアップするのです。
「50秒セルフトーク」で方向が決まったら、「10秒アクション」を取り入れましょう。
例えば、起業というキーワードが頭に浮かんだら
明日、本屋に行って、起業に関する本を買うと決めるのです。
このわずか10秒の時間が、未来の自分を変えてくれるのです。
「50秒セルフトーク」で目指す方向が決まったら
まず、何をすればよいかを考え、すぐにスタートできる簡単なことから始めるのです。
自分の本当にやりたいことを考えた後は、脳がワクワクしています。
このワクワク状態で行動を起こせば、スタートダッシュが切れます。
10秒でできる行動は、簡単なものですから失敗するわけがありません。
やれば達成感や満足感を得られ、次の行動のモチベーションが生まれます。
私も毎朝、前日の振り返りと自分のビジョン、今日のやることリストを
Evernoteに書いていますが、この短時間の習慣によって、行動がつらくなくなりました。
小さなアクションでも、それを積み重ねることで、結果が生まれてきます。
クライアントの社長の笑顔や感謝の言葉をイメージすれば、行動が楽しくなります。
世界中の人たちをワクワクにするというビジョンを毎朝確認することで
エネルギーをチャージできます。
この儀式のおかげで、私は行動を最大化できるようになったのです。
このように夢を実現するためのルーティンを習慣にすれば、自分の未来を変えられます。
大平氏の本気で変わりたい人の行動イノベーションを読めば
その仕組みを短時間で理解できます。
夢を叶えたい人は、本書の内容をモデリングするとよいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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