人格を育むのも、壊すのも、すべては自分しだいです。人の心は、その人自身の工房です。何をつくるかは、自分が決めることです。心の使い方しだいで、自分をぼろぼろに壊すための武器をつくることもできますし、喜びと勇気に満ちた豪邸をつくりあげることもできます。(ジェームズ・アレン)
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ジェームズ・アレンの人生が変わる「思い」の法則は
ベストセラーの『「原因」と「結果」の法則』の改訂版です。
久々にこの名著をKindleで読み返しましたが
アレンの言葉の数々から、自分の弱みを見出せました。
私たち人間は楽な方、楽な方を選択してしまいますが
この意識にブレーキをかけなければ、良い結果を得られません。
人間は「思い」でできているのですが、それを上手に使えば立派な人になれます。
一方、卑しいことばかり考えていたら、どうしようもない人生を送ることになります。
この当たり前のことを私たちはついつい忘れてしまいます。
アレンが指摘するように思いを正しく使えば、人は立派になれるのですから
自分の心を上手にコントロールすることを意識しましょう。
人生に大きな目標がない人はささいな不安やトラブルにも、すぐにくじけてしまいます。自分を哀れみ、恐怖に負けてしまいます。心がとても弱いからです。
大きなビジョンを持てば、その目標に向かって行動するため
不安や恐怖心を撃退できるのです。
思いの力を活用することで、自分の状況や運命を決められるようになります。
目標を思いの中心に据え、そこに向かってしっかりと歩めば、心を強くできるのです。
最初から心が強い人はいないのですから、あきらめずに力を育みましょう。
「原因」と「結果」の法則 [ ジェームズ・アレン ] |
人は、望むものを引き寄せることはできません。そうではなく、自分に似たものを引き寄せるのです。心に根づいていない願望やあこがれは、すぐに枯れてしまいます。一方、心の奥底に根づいた思いは、ひとりでに大きく育っていきます。そしてどんなものであれ、その結果をもたらします。
うわべだけの望みでは、夢は決して叶わないとジェームズ・アレンは言います。
心の中に弱さや怠け心があると、環境を好転できません。
自分自身の心と行動を変えない限り、自分の運命は変えられないのです。
何かをしようとする意志は、自分にはできるという認識から生まれます。疑いや恐れは、その認識にとって最大の敵であり、疑いや恐れを抱き、放置していると、絶えず行く手を阻まれることになります。 どんな種類の望みであれ、それを実現するためには、自己犠牲が不可欠です。自己犠牲をいとわなければ、かならず自分の望みを実現できます。 「お金持ちになりたい」という望みひとつにも、大きな努力と自己犠牲が必要になります。精神的な成長を願っているなら、なおさら努力が必要です。
自分の中の原因を見つけ、それを変えない限り、未来という結果を変えることはできません。
健康になりたい人が、暴飲暴食を続けていたら、そこから抜け出せるわけがないのです。
この悪循環から抜け出すためには、自分の望みに合致した生き方をする必要があります。
理想の未来をイメージし、そのための行動を始めるだけでよいのです。
私は断酒した際に、本書を繰り返し読み返しました。、
お酒をやめたければ、飲まなければよいという当たり前のルールを守るために
ジェームズ・アレンの言葉をマントラのように繰り返したのです。
飲まない未来の素敵な自分を想像しながら
日々お酒を飲まないようにすることで、なんとか断酒に成功しました。
この努力によって、私は生まれ変われたのです。
よい人生を送りたければ、自分の中の悪い習慣を書き出し
それを良い習慣に置き変えるしかありません。
このシンプルなルールをジェームズ・アレンが教えてくれたのです。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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