プラス2時間の睡眠が、私たちのパフォーマンスをアップしてくれる!

眠っている間、体は超多忙に働いて、筋肉や組織を修復し、死んだ細胞を取り換えています。アスリートにとってこの時間は決定的に重要です。トレーニングが激しいほど、たくさん眠る必要があります。(キム・ペルフエット)


photo credit: Valeri Pizhanski Vovik via photopin (license)

睡眠がすべてです。ニューヨーク市に住む私たちは、ハード働いて、ハードに遊んで、ハードに飲食して、ハードに運動しています。ぐっすり眠って元気を回復することは絶対に必要です。(スー・モルナー)

アリアナ・ハフィントンスリープ・レボリューションの書評を続けます。
良質な睡眠が私たちの体の機能を回復させてくれます。
睡眠が確保できなければ、私たちは自分のパフォーマンスを落としてしまいます。
50を過ぎた頃から、睡眠不足が私のパフォーマンスに大きく影響するようになりました。
特に、この1、2年それが顕著になり、睡眠改善が私のテーマになっています。
人生を楽しむためには、ぐっすり眠って元気を回復することが必須なのです。

スタンフォード大学睡眠障害クリニックのシェリー・マーは
睡眠と認知機能について研究しています。
睡眠不足は当然問題ですが、足りていない睡眠を補うとプラスの結果を得られます。
認知機能が高まるだけでなく、スポーツ選手の能力やパフォーマンスを
高めることがわかってきました。

アスリートが複数週にわたって睡眠時間を延長すると、累積した睡眠負債が大幅に減って、その結果、反応速度が速くなり、疲労レベルが低下し、各種運動パフォーマンスの数値も向上する。(シェリー・マー)

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2011年にマーが発表したレポートを読むと、睡眠の重要性を理解できます。
スタンフォード大学の男子バスケットボール選手11人が
睡眠センサーを手首に装着して2週間を過ごしました。
まず初めに、学生の通常の睡眠パターン(平均睡眠時間は6時間半強だった)に加えて
ダッシュ(コート半分を往復し、続けてコート全長を往復)
フリースロー、スリーポイントショットの記録を取りました。
次に、5~7週間の間、毎晩10時間以上をベッドで過ごし
その間はなるべく長く眠るように学生に指示しました。

この「睡眠延長」によって、選手たちの平均睡眠時間は8時間半になりました。
この2時間の睡眠の増加によって、パフォーマンスは劇的に改善しました。
ダッシュのタイムは0・7秒短縮し、フリースローとスリーポイントショットの成功率は
それぞれ9%と9・2%向上したのです。
このレベルのアスリートにとって、この数字の変化は驚異的で、スポーツ界で話題になりました。
選手たちは、睡眠時間を増やしただけで、素晴らしい成果を得たのです。
また、学生たちは気分も改善したと報告しています。
当然運動だけでなく、睡眠によって、私たちの能力を高めることが可能です。
気分を明るく保ち、良い結果を残すために睡眠の質を高めましょう!

多くの日本人が6時間から7時間の睡眠で生活をしています。
私も5時間から6時間の睡眠で日々頑張っていますが
あと2時間睡眠が確保できれば、劇的にパフォーマンスを改善できそうです。

最近、私は寝室にiPhoneを持ち込むのをやめました。
ブルーライトを浴びなくなることで、眠りが深くなったようです。
また、眠る前にラベンダーの香りを楽しんでいます。
ラベンダーオイルを嗅ぐことで、気持ちを落ち着かせリラックスできます。
この2つの取り組みによって、よく眠れるようになり
プラスの睡眠時間を確保できるようになりました。
小さな取り組みを重ねながら、パフーマンスを高めたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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