アレックス・スジョン-キム・パンのシリコンバレー式 よい休息の書評

習慣化

さらに言えば、よい休息をとらなければ、よく働くことはできない。すべてとは言わないが、歴史に名を残す創造的な人々、芸術、科学、文学で優れた業績をあげた人々は、休息を疎かにしなかった。野心を実現し、望む仕事をするには、休息が欠かせないことを彼らは知っていた。正しい休息はエネルギーを回復させるだけでなく、その人の心に宿り、創造の女神に命を吹き込むのだ。(アレックス・スジョン-キム・パン)


photo credit: _.Yann Cœuru ._ Douce pause via photopin (license)

休息を偉大な贈り物と認識しよう!

アレックス・スジョン-キム・パン
シリコンバレー式 よい休息の中でよい休息をとることをすすめています。
古代ギリシャ人は休息が重要なことを見抜いていました。
休息を偉大な贈り物と認識し、文化的な生活の頂点と見なしていたのです。
昔の人たちはよい生活のためには
労働と休息の両方が欠かせないことを認識していました。
前者は生活の手段をもたらし
後者は人生に意味をもたらすことを知っていたのです。

現代人はその知恵を忘れ、忙しく働くことを選択します。
その結果、多くの人は疲れ切り、本来のパフォーマンスを発揮できずにいます。
特にリーダーと言われる人たちは働きすぎを美化しがちです。

今日のリーダーは、ストレスと働き過ぎを名誉と見なし、睡眠時間が少ないことや休暇をとらないことを自慢し、雑誌の広告でもテレビコマーシャルでも、自らをワーカホリックとしてアピールしている。

私たちは常に働き続け、それが当たり前だと思っています。
しかし、過剰な労働は生産性や創造性に悪影響を及ぼします。
「働いている時間」はとても大事ですが
「働いていない時間」の過ごし方を意識すると
より結果を出せるようになることがわかっています。
戦略的に休むことを選択することで
私たちのパフォーマンスがアップするのです。

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労働と休息はパートナーだ!

偉大な天才はときとして、あまり働いていない時に大きな成果を上げる。(ジョルジョ・ヴァザーリ)

fMRIのおかげで、脳の動きがわかるようになりました。
私たちは休んでいる時でも脳の創造的な活動を続けています。
休息している時でも脳はさまざまな問題に取り組み
必要なものを調べたり、不要なものを捨てています。
これがアイデアを生み出す原動力となり
うまく休息する術を学ぶことで結果を残せるようになるのです。
言い換えると働くことを優先すると
脳の中のつながりが弱くなり、よいアイデアを作れなくなるのです。
労働と休息はパートナーだとマインドセットを変えることが
自分の人生をよくする秘訣です。

実際、多くの成功した科学者や数学者は積極的に休んでいました。
チャールズ・ダーウィンは午前に90分、午後に90分しか働かず
それ以外は散歩をしたり、自然との対話を楽しんでいました。
集中と休息がダーウィン創造力の源になり
あの「種の起源」を生み出せたのです。

また、有名な数学者のジョン・エデンサー・リトルウッド
研究の時間は1日に4、5時間が限度だと考えていました。

真剣な仕事には「強い集中」が求められるので、数学者は「だいたい1時間おきに(おそらく散歩のための)休憩を取りながら、1日に4時間か、多くても5時間」しか働けない。(ジョン・エデンサー・リトルウッド)

ジョンは必ず日曜日には休んでいたそうです。
結果を残す研究者は1日あたり4〜6時間集中し
上手に休息をとっているという研究結果もあります。

まとめ

働きすぎは美徳ではありません。
私たちは古代ギリシャ人の考え方を見習い、休息をとるべきです。
私たちの集中力には限りがありますから
重要なタスクを見極め、それに力を注ぎましょう。
散歩や瞑想などの休息を生活の中に取り入れ
自分のパフォーマンスをあげる工夫をしましょう。
過労はあなたの健康を害すだけでなく、脳に悪影響を与えるので
あらかじめ休息する時間を決め、スケジュールに入れ、習慣にすべきです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

      

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