脳のために孤独な時間を楽しもう!

習慣化

自分の孤独の時間を自分できっちりできないような人には、他人を愛する資格はないと思う。一人で生きていくことができて初めて、人を抑圧することなく愛せるんだと考えている。(ピート・ハミル)


photo credit: gusdiaz Photography via photopin (license)

孤独な時間を楽しもう!

ピート・ハミルは孤独な時間が人を育てると述べています。他人との関係をよくできる人は孤独の時間を大切にしているのです。 SNSやネットに生活を支配され、孤独な時間が減っているように感じます。iPhoneとの距離を積極的に設けないと一人で考える時間がなくなり、人との関係も悪くなってしまいます。また、これでは面白いアイデアが浮かばず、生産性を下げることになります。

最近はインスタグラムが流行っていますが、写真にも注意を払った方がよさそうです。なんと写真の撮り過ぎが、記憶に悪影響を及ぼすことがわかってきたのです。マヌーシュ・ゾモロディ退屈すれば脳はひらめく―7つのステップでスマホを手放すの中でカメラやビデオが記憶を台無しにしていると指摘します。フェアフィールド大学心理学教授のリンダ・ヘンケルは、写真を撮ることが経験や記憶にどんな影響を与えるか調べる実験を行いました。学生たちに美術館のガイドツアーに参加してもらい、半分のメンバーは作品の写真を撮り、残りは写真を撮らずに鑑賞するよう指示したのです。翌日、メンバー全員を研究室に集め、鑑賞したすべての作品についての記憶テストを行うと、驚くべき結果が出ました。写真を撮った学生たちは、自分が撮影した作品そのものをあまり覚えていなかったのです。たとえ覚えていたとしても、写真を撮らなかった学生と比べると、細かいところをよく思い出せませんでした。

写真を撮ると、自分のかわりにカメラが記憶することを期待してしまう。つまり、こういうことです。『よし、これ以上はもう覚えなくていいぞ。カメラが記憶してくれるから』。カメラに仕事をアウトソースするため、複雑で感情のこもった情報処理がまったく行われないんです。そのプロセスこそが、記憶を呼び覚ます手助けになるのに。(リンダ・ヘンケル

つまり、カメラがある瞬間を記憶すると、脳はその業務を放棄してしまうのです。ヘンケルはこの現象を「写真撮影による記憶の損傷効果」と呼んでいます。私たは不確かな記憶を補うために写真を発明したのに、写真に頼ることで脳の機能を退化させているのです。私たちはiPhoneで絶えず写真を撮ることで、注意散漫になっている可能性があるのです。せっかく良い景色を見ても、写真を撮ることでそれを思い出せなければ、とても悲しいですね。写真が自分の人生をつまらなくしているとしたら、あまり意味がありません。逆に目の前の景色や仲間との時間を楽しむことを考えた方がよさそうです。デバイスに距離を置く方が、記憶が鮮明になり、人生を楽しめるのです。

人生を楽しむためにiPhoneに距離を置こう!

写真を撮るのをたまにはやめて、自分の脳との対話を楽しみましょう。iPhoneのカメラを使わずに、自分の目で目の前の景色を切り取り、自分の言葉にしてみるのです。撮った写真をインスタグラムにあげるのではく、自分が考えたことをメモに書き出してみると脳が活性化します。人生100年時代と言われ、私たちは長生きしていますが、iPhoneやSNSの普及で他者とつながる時間が増えています。写真を撮って、Facebookやインスタグラムに投稿することが、実は一人の時間を減らしているのです。人生は伸びましたが、意外に一人でいられる時間はそう多くはないのです。

しかし、これではこれでは脳を活性化できません!退屈な時間や孤独な時間が脳のつながりを強化することがわかっています。面白いアイデアはぼーっとしているうちに浮かんで来ます。散歩やお風呂、瞑想している時にアイデアが突然降ってくるのです。私たちが何かを生み出すためにはひとりの時間がとても大切です。たまには、iPhoneを脇に置いて写真を撮るのをやめて、自分との対話を楽しみましょう!

まとめ

デジタルデバイスやカメラが記憶に悪影響を及ぼしています。自分の脳のためには写真を撮るのをやめて、目の前の景色や作品に集中するとよいでしょう。ソーシャルメディアの普及で写真をアップするたびに誰かとつながり、一人の時間を少なくしています。これではひらめきが生まれてこないので、時にはiPhoneを脇に置き、自分との対話の時間を持ちましょう。ぼーっとしたり、今ここに集中することで面白いアイデアが浮かぶようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

       

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