Spotifyで新しい音楽に触れ続けよう!ライフハック大全でSpotifyの魅力に気づく。

私たちは、自分たちが17、18歳だったころに体験したものを繰り返し聴きがちで、新しい音楽にはなかなか手を出さないという興味深い調査があります。これは新しい情報や世界に触れたいと考えている人にとっては一種の罠になります。(堀正岳)


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一種の罠に陥らずに、新しい音楽にチャレンジしよう!

音楽を一番聞いていた頃は確かに、堀氏が言うように17 18の頃でした。なけなしの小遣いをはたいてBob MarleyやJamのLiveを観にいったのがよい思い出になり、今もその記憶が鮮明に蘇ります。私の場合はその後も音楽への情熱は失ってはいませんでしたが、ひところに比べると冒険心がなくなりました。20代、30代は御茶ノ水のディスクユニオンや渋谷のWAVE、 CISCOに入り浸り、R&Bのレコードを絶えず漁っていました。日々新しい音楽にチャレンジしていましたが、この数年はその情熱が失われ、過去の音楽がプレイリストのメインになり、「一種の罠」に陥っていました。

しかし、この中2と高2に二人の娘の影響で、ロックやR&Bの新しい動きに敏感になりました。彼女たちとの会話から新しいアーティストをAppleMusicやSpotifyで探すことで、日々刺激を受けています。新たな音楽に触れることで、日常に小さな喜びを見出せるようになったのです。共通の話題ができたことで、多感な10代の娘たちとのとの会話を楽しめるようにもなりました。

堀氏は毎週金曜日に新しい音楽を強制的に仕入れるようにしているそうですが、私たちもこの習慣を見習えます。Spotifyなどのアプリを通じて新しい音楽との出会いを意識すると、生活にうるおいを与えられます。

AppleMusicやSpotifyなどの定額サービスなら、あなたの視聴履歴に基づいて的確なサジェスチョンが行われますので、何も考えずにここから選びます。1年52週間がすぎるころには、少なくとも52枚分の音楽が頭をくぐり抜け、これまでに経験することを避けていた新しい世界が目の前に開けるはずです。同様のことは本でも、映画でも、新しい店で行ってもかまいません。選択の幅を広げる仕組みを意識することで、世界の新鮮さをなるべくそのままに保つのです。

その際、AppleMusicやSpotifyなどの定額サービスを使うとお金を気にせず音楽を楽しめます。予想もしなかったレコメンドから新しいアーティストに出会えるようになりました。アプリを開くたびに新しい出会いがもたらされ、選択の幅が広がり、気分をリフレッシュできます。

コンテンツとの偶然の出会いを意識する

音楽やプレイリストが自動で勧められます。定額制ですのでいくら試聴しても値段が変わらないことを考えると、これは「音楽や映画を手に入れて視聴する」という形式から「膨大なリストから好みのものを探しにゆく」という、まるで狩猟のような方法に変わったことを意味します。それに合わせてコンテンツの探し方も変えましょう。どこかに自分が探している「正解」があると考えて狭い世界にとどまるのではなく、すべては偶然だと考えてサジェスチョンを信頼して勧められるままに視聴するのです。

Spotifyのサジェスチョン機能と多くのプレイリストによって、音楽生活は一新します。かつての私はAppleMusic派でしたが、昨年堀氏のライフハック大全を読んでから、Spotifyに転向しました。Apple Musicに比べ、私好みの楽曲がレコメンドされる確率が高い点を評価しています。プレイリストの質の高さとバリエーションの豊富さにも驚きました。

自分の好きなR&Bだけでなく、様々なプレイリストが用意されているので、自分の気分に合わせて音楽を探せます。最近は朝晩の瞑想のために、このプレイリストを活用しています。気分やシーンに応じた多様なプレイリストが用意されているので、新たな出会いをデザインできます。新しい音楽に次々出会えるSpotifyを若者だけに使わせるのはもったいないです。

若い頃、音楽が好きだったのに、最近は新しい音楽を聞いていないという人にSpotifyはお薦めです。プレイリストが充実しているので、アーティストの音楽を聞くというより、自分の世界観を楽しみたい人にフィットしています。様々なプレイリストを試すうちに、今までの人生では出会えなかったお気に入りのアーティストが見つかるはずです。Spotifyな膨大なプレイリストがあなたの世界を広げてくれます。

まとめ

年をとるといつもの定番音楽ばかりを聞くようになりますが、Spotifyを使うと選択の幅が広がります。自分へのレコメンドやライフスタイルにフィットした豊富なプレイリストによって、生活にうるおいがもたらされます。ジャンルやアーティストなど過去の自分の殻を破ることで、日々刺激を受けられるのもSpotifyの魅力です。

参考図書 ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250
本書の書評はこちらから、お読みいただけます。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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