ChangeとChanceは一文字しか違わない。変わらないといけない時に、チャンスが訪れる!(新堀進)
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プランド・ハップンスタンス(計画的偶発性)理論を信じ、行動しよう!
昨日、サードプレイスラボの25回目のセミナーを開催しました。ゲストはコーチの新堀進さんで55歳からの『いつか55歳になるあなたへ「ミドル世代からの変身法」』というテーマで私との対談をお願いしました。数々の外資系企業の経営者として活躍した新堀さんは、69歳になった今もいくつもの顔を持っています。新堀さんは55歳からコーチングの会社を設立し、エグゼクティブのためのコーチングでベンチャー企業やスタートアップの経営者の悩みを解決します。コーチをしている会社から、取締役やアドバイザリーを依頼されることも多く、いつも楽しそうに働かれています。
新堀さんとの対談で質問を繰り返すうちに、人生を楽しむ答えが見つかりました。「キャリアの8割は偶然によって決定される」というスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授のアドバイスを信じて、行動すればよいのです。クランボルツ教授は、成功を収めたビジネスパーソンを対象にキャリア分析を行いました。その結果、実に8割の対象者が「現在の自分のキャリアは予期せぬ偶然に因るところが大きい」と答えたそうです。この考え方はプランド・ハップンスタンス(計画的偶発性)理論としてまとめられ、書籍その幸運は偶然ではないんです!で読むことができます。
未来の大きな目標は確かに重要ですが、実際の行動が伴わなければ、お題目に終わり、結果を残すことができません。目標達成のためには、ルート通りの道を通るのではなく、時には寄り道も必要です。たとえ、失敗してもその失敗があとあと生きてきます。知識や体験、人脈が自分の財産になり、未来の自分を助けてくれるのです。個人のキャリアは予期せぬ出来事の積み重ねによって左右されます。行動しない限り、チャンスは訪れないと考え、自分の可能性に掛けて、アクションを起こしましょう。
新堀さんは、外資系企業の経営者の時に、突然社員の全員解雇という修羅場を経験します。その時にコーチを雇ったことが、その後の新堀さんの人生を変えたと言います。好奇心を持って、コーチングスクールに通うことで、新堀さんはエグゼクティブ・コーチという天職を見つけ、チャンスを広げていったのです。
問題が起こった時にそれがチャンスだと思えれば、自分の思考と行動を簡単に変えられます。キャリアの8割が偶然によって決定されるのなら、その偶然力を信じて、ひたすら行動すればよいのです。悩むのは時間の無駄で、人に会いにいったり、書籍を読んで新しいアイデアを考えるなど行動することで、未来をよい方向に変えられます。
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プランド・ハップンスタンス(計画的偶発性)の5つの指針
1.好奇心:新しい学習の機会や出会いをデザインする。。
2.持続性:失敗に負けずにチャレンジを続ける。
3.柔軟性:姿勢や状況を自ら変える努力をする。
4.楽観性:チャンスは必ず訪れ、それを手に入れられると考える。
5.冒険心:結果を意識せず、とにかく行動を起こす。
これら5つのスキルを使って、積極的に行動を起こし「プランド・ハプンスタンス」を作り出すことで
私たちは幸せな時間を増やせます。未来のゴールをしっかりと設定し、「計画された偶発性理論」の5つの要素を意識し、積極的に行動することで、チャンスが広がります。私もこの理論を信じて行動することで、ChangeをChanceに変えることができました。
まとめ
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