習慣力を鍛えたければ、人間の脳の仕組みを理解しよう!

人間の脳はマイナスの感情ほど記憶しやすいという性質があります。よって扁桃核が「快・不快」を判断する時も、マイナスの記憶ばかり検索してしまいます。(吉井雅之)


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習慣力を鍛えたければ、人間の脳の仕組みを理解しよう!

吉井雅之氏の習慣が10割書評を続けます。人は何かを始めるときに、ついつい言い訳を考えてしまいます。これは脳の特性に理由があるのです。私たちの脳にはマイナスの情報を探すくせあり、過去の嫌な体験を思い出すことで、新たな行動に踏み出せなくなります。

私たちの脳の中に巨大なタンスがあって、上の引き出しにはマイナスの記憶が、下の引き出しにはプラスの記憶がしまってあると考えるとわかりやすいですね。マイナスの記憶はプラスの記憶より圧倒的に多いので、上から順に引き出しを開けて行くとマイナスの記憶ばかり出てきて、下のほうにあるプラスの記憶にはなかなか辿り着けません。

私たちは過去の記憶を検索する際に、マイナスの記憶を大量に引っ張り出し、行動をやめてしまうのです。その結果、扁桃核はほとんどの場合に「不快」と判断し、「できない」「無理だ」という言い訳を考えてしまうのです。

しかも、マイナス思考が完成するまでの時間は0.5秒。ほんの一瞬です。だから何も意識せずにいると、私たちはマイナス思考を止めることができません。マイナス思考をもとに行動しても、物事をやり遂げることはできません。

このように人が何かをはじめ、続けようとする時に過去の記憶が邪魔をします。習慣が挫折しやすい原因は、人間の脳が後ろ向きな思考を生み出し続けていることにあるのです。私はなんどもこの言い訳の罠にハマり、やりたいことを先延ばしにしてきました。これを避けるためには、「ポジティブな出力」を増やして、脳をプラスに強化する必要があります。

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脳をポジティブな状態にして、良い習慣を身につけよう!

では、どうすれば、思考や行動をプラスに変えられるのでしょうか?

脳がネガティブな情報に反応するなら、それをやめれば良いのです。脳が「入力」より「出力」を信じるという性質を利用して、自分の思考と行動を変えることで、やりたいことをスタートできます。

脳に思いやイメージを「入力」すると、言葉や動作、表情となって「出力」されます。「自分にはできない」「やりたくない」というネガティブな思いを「入力」すれば、「どうせ無理」「もうダメだ」といった言葉や下を向く動作、シュンとした暗い表情となって「出力」されるわけです。マイナス思考は止められないので、ネガティブな「入力」をしてしまうのは仕方ありません。ただし、私たちにもできることがあります。それは、「出力」を変えることです。思考は変えられなくても、言葉や動作、表情は変えられます。

私は書籍を出版する時に、自分にはできないという多くの言い訳を考え、行動を先延ばしにしていました。しかし、周りを見回すと多くのブロガーが本を出版していました。ここで、私は自分の出力を変えることにしました。彼らにヒアリングすれば、著者になる方法を見つかると考え、周りのブロガーへのインタビューをスタートしたのです。

インタビューなら「自分にもできる!」と考え、それをUSTREAMで発信するうちに、私は編集者に出会い、出版のチャンスを得たのです。そして、出版は自分にもできると信じ、毎日文章を書き続けるうちに、半年後に一冊の本が完成していたのです。

脳は「入力」より「出力」を信じます。だから「自分には無理」という思いより、「やってみる」という言葉を素直に信じるのです。そして過去のデータから、「やってみる」につながる記憶を何としてでも探し出します。

脳は、「入力」と「出力」のサイクルで強化される仕組みになっています。私の場合、毎日文書を書くうちに、苦手だった執筆が苦にならなくなったのです。今では、朝起きると日記とこのブログを書くことが当たり前になりました。

自分にはできるという言葉ややる気を出すポーズ、表情を明るくするうちに、自分への信頼感を高められます。どんな場面でも「自分はできる!」「もっとやってみたい」と思えるように、自分の脳を変えられます。良い習慣を身につけたいなら、まずは脳の入力と出力の関係を使って、自分のやる気を引き出すようにしましょう!

ポイントは脳にマイナスの検索をさせずに、すぐにポジティブな答えを出せるようにすべきです。「はい、やってみます!」「私の出番だ!」などの良い言語習慣を身につけ、言い訳を考える暇を脳に与えないようにするのです。ネガティブな言葉を使うのをやめ、ポジティブな言葉を習慣化することで、思考と行動を変えられるのです。

まとめ

私たちの脳にはマイナスの情報を探すくせあり、過去の嫌な体験を思い出すことで、新たな行動に踏み出せなくなります。それを変えるために、ポジティブな言葉、やる気を出すポーズ、表情を明るくするなど出力を変えましょう。脳がポジティブな情報を信じることで、積極的に行動できるようになります。

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この記事を書いた人
徳本昌大

 
●複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。

●多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。

●著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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