ゲイリー・ジョン・ビショップの思い込みを捨てて本当の人生を取り戻そうの書評


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思い込みを捨てて本当の人生を取り戻そう stop doing that sh*t
著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

本書の要約

何歳になっても、ダメな人生を変えることは可能です。未来の理想の自分を描き、そこから逆算し、人生をやり直すのです。今いる居心地の良い場所から外に出て、リスクをとりましょう。自分の人生や現状、この先の展望に当事者意識を持ち、自己改革を行うことで、自分の人生をよりよいものに変えられます。

居心地の良い場所から外に出て、リスクをとる!

新たな人生や、かつてない新しい結果を本気で求めるなら、リスクを取る必要がある。予測可能な自分との対話の波をかき分け、おなじみの感情という氷の濫を破って、未知の何かに手を伸ばさなくてはいけない。危険を冒さずに新しいことはできない。それだけの話だ。(ゲイリー・ジョン・ビショップ)

44歳まで、私はお酒に逃げる人生を送ってきました。そこそこ仕事はうまくいっていましたが、ストレスを飲酒によってごまかしてきました。何か問題が起こると、それを誰かのせいにして、お酒に逃げることを繰り返してきました。

習慣飲酒は体をボロボロにします。私にもついにそれが訪れました。お酒の飲み過ぎで体調が悪くなり、選択肢は断酒しか残っていませんでした。ドクターのアドバイスに従い、お酒に頼るのをやめ、自己改革に努めました。それ以来14年間、一滴のアルコールも飲まずに過ごすことで、私の人生は以前とは比べ物にならないほど、素晴らしいものになりました。

思い込みを捨てて本当の人生を取り戻そう stop doing that sh*tの中で、ゲイリー・ジョン・ビショップは、結果を得たければ、自分を破壊するのをやめ、リスクをとるべきだと述べています。私は断酒することで、生活習慣を見直せ、自分を破壊することにブレーキを踏めたのです。

よく聞いてほしい。人生で最も重要なのは、自分の人生がこうなった原因を(自分自身を含めて)誰かのせいにするのをやめることだ。両親でも、友人でも、ご近所でも、誰かのせいにするのはよくない。それでいらついたり、腹が立ったり、文句を言いたくなったり、いつものようにキレたりしたなら、よく考えてほしい。あなたはそうやって、今のような人生が続くことを願っている。

自分が怒れている環境が最悪だったとしても、今の選択次第で流れを好転させ、現状から脱却することはできます。私もアルコールの流れを断つ事で、自分の人生を取り戻せました。

未来から逆算し、思考と行動を変えよう!

今この瞬間は、あなたにその選択権がある。 大切なのは、誰かのせいにしたり、怒ったり、不満をため込んだりするんじゃなくて、ありのままの人生を受け止めることだ。人生がこれまでのような道のりをたどり、今の状態になったのは、あなたがそうしたからだ。

お酒をやめた私は、過去とは異なる選択によって、人生を変えることに成功します。自分の人生を棚卸しし、未来の理想の自分から人生を逆算することにしたのです。自分の人生を楽しむと決め、やることとやらないことを明らかにしました。

■本を書く
■会社をやめて独立する
■健康を取り戻す
■家族との時間を増やす

もう2度とお酒を飲まないと決め、時間の使い方を変えました。夜型から朝型に生活のスタイルを変え、健康を意識しました。効果はまず外見から起こり、体重を20kg以上減らすことに成功しました。徐々にアルコールに頼らずに生きられるようになり、自信を取り戻すことができました。

 未来を基準にした人生を志せば、もっと大きな何かに手を伸ばすことを求められ、そのために何か行動を起こす必要が出てくるだろう。それは必ずしも心地よいものじゃないが、それは自分が望んで生み出した不快さで、そうした痛みや不安を感じるたび、石は少しずつ削れていって、あなたの思い描いた未来が明らかになっていく。

過去に戻るのをやめ、新たな習慣を取り入れることで、私の内面も変わりました。心が豊かになり、自分の感情をコントロールできるようになりました。

行動も変わり、朝、早く起きることが当たり前になりました。朝の読書とブログで記事を書くことが習慣として根付き、結果、本を出版することができました。8年前にサラリーマンをやめ、今では社外取締役やアドバイザーとして、楽しく働いています。

44歳の時に断酒を決め、未来の理想の自分を描いたことで、私は生まれ変われました。何歳になっても、自己改革に取り組むことは可能です。年齢を言い訳をするのはやめ、未来の理想の自分から逆算し、本当にやりたいこととやってはいけないことを明確にしましょう。

過去におさらばして、大胆な未来を生み出し、今いる場所を出て、行動を起こそう。自分改革に取り組もう。自分の人生や現状、この先の展望に当事者意識を持とう。自分の日々の可能性に目覚めるために、責任を持ってやるべきことをやろう。

未来志向のアプローチは、自己破壊の行動を止めてくれるだけでなく、自分の明るい未来をデザインすることで、選択が変わり、よりよい結果を生み出せるようになります。

ブロガー・ビジネスプロデューサーの徳本昌大の5冊目のiPhoneアプリ習慣術がKindle Unlimitedで読み放題です!ぜひ、ご一読ください。

 

 

 

 

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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