言葉で未来を創ろう! 毎日を楽しく乗りこなす5つの技術(中野巧)の書評

life is your creation card

言葉で未来を創ろう! 毎日を楽しく乗りこなす5つの技術
中野巧
Empathy Books

本書の要約

言葉を変えることで、「不」の感情を減らせるようになります。よい言葉を使い、自分をコントロールすることで、悪い行動も減らせ、人との関係も改善できます。言葉の力を使う技術を身につけることで、自分の人生のギアをひとつ上げることができ、これが幸せを運んできてくれるのです。

「不」をトル(ふとる)を習慣にしよう!

「不」をトル ── 不平、不満、不安、不足、不快、不便、不正、不当、不信、不幸などの「不」を取り除き、「言葉で未来を創る」5つの技術をこの本でお話ししていきます。言葉の感度の高いあなたであれば、スッと取り入れて、毎日をもっと楽しく乗りこなせるようになるはずです。(中野巧)

言葉にはエネルギーがあり、使い方を間違えると人生を悪い方向に導きます。著者の中野巧氏は不平、不満などの「不」をトル(ふとる)を習慣にすることで、人生をよりよくできると言います。

「不」を1つ取るたびに、人生のふたん(負担)も軽くなります。もし、毎日0.1%くらい良くなると1年365日で、1.001の365乗で1.44倍も人生をよくできます。これを続ければ、2年では2.07、3年では2.99倍、10年ではなんと38倍!になるのです。

言葉を変えることで、「不」の感情を減らせるようになります。よい言葉を使い、自分をコントロールすることで、悪い行動も減らせ、人との関係も改善できます。言葉の力を使う技術を身につけることで、自分の人生のギアをひとつ上げることができ、これが幸せを運んできてくれるのです。

著者は言葉で未来を創ることが可能で、その5つの技術を本書で紹介しています。
①言葉の解像度を上げよ
②あなたの言葉で「シンプル・ルール」を創ろう
③いつもとは違う視点を言葉にしよう
④書くマインドフルネスをしよう
⑤アインシュタインの数式は夢を叶える装置だった⁉

言葉で未来を創る技術

■言葉で未来を創る技術 ①
言葉の解像度を上げよ

言葉の解像度が上がれば、いますべき行動がわかります。行動が変われば、結果が変わる。 そして、その先の未来を創ることができます。

言葉を抽象的に使うのではなく、解像度を上げることで、目標達成に近づけます。未来の理想の自分をイメージし、それを具体的な言葉に表現しましょう。そこからバックキャスティングすることで、自分を変えられます。私はこの方法で、書籍を出版したり、社外取締役として活躍できるようになりました。

言葉の解像度を上げる際には、あなたの想いに「なぜ?」「つまり?」「ということは?」をぶつけると、理想の自分の未来を言語化できるようになります。

■言葉で未来を創る技術 ②
あなたの言葉で「シンプル・ルール」を創ろう
1.パターン認識 → 2.パターン破壊 → 3.パターン再構築を言語化することで、未来のために自分の行動を変えられます。著者は自分の怠惰さを無理なく改善するために、『1分だけ、考えず、その場で、すぐやる』 を行動指針にすることで、結果を出せるようになったと言います。

■言葉で未来を創る技術 ③ 
いつもとは違う視点を言葉にしよう
同じ景色も異なる視点で見ることで、世界を変えられます。マイナスでなはく、プラスにフォーカスすることで行動を変えられます。

■言葉で未来を創る技術 ④
書くマインドフルネスをしよう

書くことは、考えること。 書くことは、自分を知ること。 書くことは、未来を創ること。 私は、そう確信しています。 私はジャーナリングや日記のような内的アウトプットを「書くマインドフルネス」と呼んでいます。

感情や思考をノートに書き出すことが心にいい影響をもたらします。私は毎朝、感謝日記を書いていますが、あらゆることに感謝することで、人生をよくできることに気づけました。毎朝、書くことで頭をスッキリできるというメリットもあります。

■言葉で未来を創る技術 ⑤ 
アインシュタインの数式は夢を叶える装置だった⁉

私は「言葉も質量をもつ」と思っています。もし、そうであるならば、私たちは無限のエネルギーを生み出すことができます。 ただし、質量をもつ言葉は、私たちの「思考・想い・感情」とリンクしている必要があるので、自分に嘘をついている言葉には力(エネルギー)が宿りません。 「質量もつ言葉」がエネルギーを生み出しているからだと思うようになりました。アインシュタインの数式は夢を叶える装置に違いないと。

成功者は自分のためだけでなく、周りの人のために良い言葉を使います。成功者の周りにいるだけで、エネルギーが高まり、幸せな気分になれます。ビジョンとパーパスを言語化することで、自分のやるべきことに時間を使えるようになり、結果、周りの人に貢献できるようになるのです。



この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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