他人と比較してものを考える習慣は、致命的な習慣である。(バートランド・ラッセル)
他人との比較が人生をダメにすると、哲学者のバートランド・ラッセルは言っています。
人間は他人が羨ましいもので、身近な人や有名人とついつい比較をしてしまいます。
比較すると自分が劣っていると思ったり、嫉妬を感じてしまいます。
自分は自分、人は人と割り切らないと、やがては心が滅入ってしまうのです。
他人との比較は、自分を不幸にしてしまいますから、今すぐやめましょう!
問題なのは、自分と他人を比較して、むやみに自分が劣っていると考えてしまうことである。自分が劣っていると考えることは、自信を失わせることになるし、心をメソメソと滅入らせることになる。また人をうらやんだり、ねたんだり、やっかんだりする感情を生じさせることになる。(植西聰)
人と自分を比較することで、心が悪い方向に動きます。
自分の感情を良い状態に保つためにも
他人との比較はすぐにやめましょう!
ガブリエル・バーンスティンも他人との比較は悪い習慣だと
どんなときでも、小さな奇跡は起こせるの中で、以下のように書いています。
比べることは悪い習慣です。自分を人と比べ、相手より勝っているとか劣っているという考えにとらわれてしまいます。比べることで、敵対心や恨み、嫉みやライバル心が芽生えます。そんな生き方をしていると、幸せや安らぎを感じにくくなります 。疲れ切ってしまいます!比べたいという欲求の底にあるのは、自分は満たされていないという根深い思いです。(ガブリエル・バーンスティン)
では、この悪い習慣をやめるためには、どうすれば良いのでしょうか?
ガブリエル・バーンスティンは、相手を鏡のように活用することで
自分の気持ちをポジティブにできると言います。
人と比べたくなったら、こう唱えましょう。「相手が輝いて見えるのは 、私の内なる光を反射しているから」
他人との関係を良い方向に置き換えることで、自分の気持ちを楽にできます。
また、ガブリエル・バーンスティンは、相手を褒めることで
相手は強い影響を受けると教えてくれます。
相手との関係がよくなれば、自分をよりポジティブにできますから
とにかく相手をほめてみましょう。
相手が明るくなれば、自分も明るくできるのです。
人をほめることは、自分をほめること。思いやりはブーメランなのです。
あるいは、感謝の言葉を伝えるのも良いかもしれません。
「ありがとう」を口癖にすると、良いことが起こると多くの人が言っています。
ありがとうを言うことで、相手だけでなく
自分の気持ちもハッピーにできるのです。
人との関係をより良くすることで
相手のパワーをブーメランのようにもらいましょう。
このブーメラン効果を上手に活用すれば、人生をハッピーにできそうです。
結局は、人間関係をよくするのも、自分の考え方次第なのです。
他人と比較するのは一切やめて、相手との関係をより良くしながら
自分の気持ちをハッピーにしていきあしょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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