人間の行動には、大前提がある。それは、現在と未来のギャップが大きく広がるほどに、そのギャップを埋めるために、人はアクション(行動)を起こす、ということだ。(神田昌典)
しかし、未来に、自分は満足になれると期待できる。しかも、その可能性が極めて高いと知った。そこで人は初めて行動を起こす。もちろん、必ずしも現在が不満である必要はない。現在、幸福だと感じている場合でも、未来に「もっともっと幸福になる」と期待できる場合には、それもギャップが大きいので、行動を起こすことになる。また現在、極端に不満と感じている人が、未来には元に戻れると期待できる場合も同じく、ギヤップが大きいので行動を取る。一方、ギャップが十分ではない場合、人は現状維持を続ける。「ゆでガエル」といった表現があるように、変化に気づかず、結局、ゆであがるまで、お湯から飛び出すことができない。
稼ぐ言葉の法則―「新・PASONAの法則」と売れる公式41(神田昌典著)を読んでいるのですが
現在と未来のギャップをしっかりと認識することが
人生を変えるために必要なことだと再認識しました。
実は、このギャップを埋める作業が、習慣化にとっても大事なことなのです。
昨日は、ブロガーのコボリジュンコさんと習慣化セミナーを開催しました。
私は第一部で、普段このブログに書いている習慣術について話をしました。
第二部のコボリさんはワークショップ形式のセミナーで
コボリさんオリジナルの習慣デザインシートを活用して
未来の理想の自分と今の自分のギャプを確認しました。
コボリさんは、自分にとっての理想の1日をイメージすることが大事だと言います。
まずは、自分が過ごしたい素晴らしい一日を想像するのです。
それもニコニコ笑顔になって、妄想しながら書くといいと言います。
ワクワクしないと理想の1日は思いつかないですから、羽目をはずすくらいでいきましょう。
自分が持っている想像力を最大限発揮して、理想の1日を書くのです。
朝は何時に起きて、食事、読書、運動など1日のスケジュールを記入していきます。
次に、現実の1日を記入していきます。
理想の1日の横に、今日の行動ログをできるだけ細かく書いていきます。
今日何をやったかを振り返り、忠実に記入していきます。
行動ログの横には、自分がその時、どんなことを思ったかなど
自分の感情も記入するとよいとコボリさんはアドバイスをしてくれました。
行動記録を書き終わったら、理想の1日と現実のギャップをチェックしてみましょう。
この差異を見つけることが、自分を変化させるための最善の方法なのです。
ギャップが見つかったら、理想の自分になるために何をするかを考え
一番右の習慣デザインの欄に記入していきます。
1、増やしたいこと
2、新しく始めたいこと
3、減らしたいこと
4、止めたいこと
5、変えたいこと 書き出していくのです。
その際、気をつけなければいけないのは、理想のゴールをしっかりと考えることです。
戦略的になりたい自分をイメージして、そこから行動に落としていくのです。
現実から考えると、今の延長線上でしか自分を変えられません。
これでは、本当に自分を変えることにはならないのです。
理想を実現するためには、自分が何をすればよいか考えるのです。
全体を俯瞰した上で、対策を考えていきます。
悪い習慣化が見つかったら、それを良い習慣に置き換えていくのです。
なりたい自分をイメージして、そのための方法を書き出しましょう。
何に時間を使えば、自分が変われるかを分析するのです。
行動を変えるためには、戦略思考が必要です。
自分を変えるためには、ブログを書く時間が必要だ。
だから早起きしようと考えるのです。
ゴールを決めずに、早起きを目的にするとよい変化は起こりません。
習慣デザインシートが完成したら、それを実践してみましょう。
行動によって、よい変化が起きたなら、その時間を増やすのです。
結果が出なければ、再度自分の行動を検証し
どうすればよいか考えてみましょう!
妄想、計画、実行、練り直す(PDCA)を繰り返すことで
自分の悪い習慣を良い習慣に置き換えられるはずです。
やがては良い習慣が身につき、行動を無意識化できるはずです。
ワクワクな人生を送るために、このコボリさんの習慣デザインシートを徹底活用しましょう。
未来と今のギャップを見つけて、自分の人生を良くするために
今すぐ覚悟を決めて、行動をスタートしましょう。
こうすれば、半年後には生まれ変わったハッピーな自分と出会えているはずです。
コボリさんとの出会いをつないでくださった立花岳志さん
セミナーに参加いただいたみなさんに改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました!
この習慣化セミナーを来週は大阪で、開催します。
詳細は以下をクリックください。
◆2月25日(木) 大阪でも【習慣化の達人になる方法】セミナー
photo credit: Anachronistic 6-366 via photopin (license)
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