不安や恐怖は行動によってしか克服できない。(西田文郎)
西田文郎氏は、エジソン脳をつくる「脳活」読書術の中で
悩みや不安を克服する方法を書いています。
人の悩みには2種類あると西田氏は言います。
それは、積極的な悩み(自分への不満、悔しさ)と
消極的な悩み(他人を変えられない不満)に分けられます。
自分への不満は行動することで、改善できますが
2つめの悩みはあまり考えても意味がありません。
他人の感情や行動を変えることはできないのです。
やっても意味のないことは、時間の無駄だと考えて、やらないに限るのです。
他人のことで悩むのは、今日でやめにしましょう。
その前提で、自分の悩みや不安を克服すればよいのです。
西田氏はかもの法則とのチョロイの法則を活用しようと書いています。
かもの法則とは、悪条件に置かれていても、自分を肯定的に捉えることで
ピンチをチャンスに変えられるという法則です。
「できるかも」「やれるかも」「幸せになれるかも」私たちの脳の中には、常にいろいろな 「かも」が発生しています。しかも、ものすごいスピードで大量に発生し、脳の中に居着いてしまいます。居着くだけでなく、この 「かも」がとてつもなく大きな影響を未来におよぼすのです。私たちが未来を変えられるかどうかは、この 「かも」の使い方しだいです。(西田文郎)
肯定的な錯覚をする人は、言うまでもなく
明るい未来を「◯◯かも」で発想し、夢を次々実現していくのです。
エジソン脳をつくる「脳活」読書術 [ 西田文郎 ] |
もう一つのチョロイの法則は、やりたいこと、実現したいことを
「チョロイ」こと、簡単なことだと考え、どんどん実現できると信じてしまうのです。
簡単だと脳が思えば、行動できるようになるのです。
人間の脳というのは、「チョロイ」と思ったことは全部できるようになっている。これを「チョロイの法則」といいます。成功者というものは、みんなこの法則の実践者ですよ。松下幸之助だって本田宗一郎だって、ビルゲイツだってそう。99.9%の人ができないといったことを「できる!」と信じ込んでいた。
自転車に乗るのも、最初は難しかったはずですが
一度覚えれば、その後は練習する必要はありません。
やりたいことをこの「自転車」にしてしまうのです。
難しいと捉えずに、その目標を「チョロイ」と考え
行動を最大化すれば、やがては夢を実現できるようになります。
失敗しても、「チョロイ」「チョロイ」と頭の中で繰り返せば
脳のブレーキを外せるようになり、行動がつらくなくなります。
失敗にフォーカスするのをやめて、不安な気持ちを克服しましょう。
このかもの法則とチョロイの法則を活用すれば
人生をワクワクなものに変えられそうです。
今日もお読みいただき、ありがとうござました。
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