私はまだ20代という気持ちでやっている。死ぬまで現役でいたい。(似鳥昭雄)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
以前、日経新聞の私の履歴書を読んで、似鳥昭雄氏に興味を持ったのですが
彼の言葉を読むと、パワーをもらえます。
私も死ぬまで現役で世の中に貢献したいと考えていますが
若い気持ちを失わないようにすると、自分への投資をやめなくなります。
積極的に行動するといろいろな人に出会えます。
新しいことをやろうとすると必然的に若い世代に学ぶ機会を得られます。
彼らと交流することで刺激を受け、エネルギーをチャージできるのです。
若い世代と一緒に動くことで、アクティブな自分を取り戻せます。
新しいものを採り入れるためには、古いものを捨てる勇気も必要なのです。
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過去は過去だと考えて、いま現在の会社において素直に物事を吸収していくことが大事。
29期連続で増収増益を達成したニトリには数多くの秘密があります。
「過去は捨て去り、現状を否定する人が問題を発見できる」と似鳥昭雄氏は言います。
時代感覚を失い、変化を忘れると企業は成長できません。
絶えず、顧客を喜ばせ、ワクワクな売り場を作ることが大事だと
ニトリ 成功の5原則から学べました。
本書には私の履歴書では紹介されていない破天荒な似鳥氏の過去が書かれています。
裏口入学や替え玉受験、倒産の危機など数々の修羅場をくぐり抜け
ニトリを成長させていきます。
当初は売り上げが上がらないダメ店舗でしたが、今では売り上げを拡大し
アメリカや中国でも店舗展開しています。
「机上の問題を解く力と、実社会で活躍する力は全く別だ」という現実を理解すれば
自分の考え方や生き方を変えられます。
「勉強ができなくとも成功できる」と思えれば、未来にも希望が持てるようになります。
要は考え方一つで、人生を変えられるのです。
似鳥氏は、成功の5原則(ロマン、ビジョン、意欲、執念、好奇心)を持てば
事業は成功させられると繰り返し、語っています。
「人のため、世のために、人生をかけて貢献したい」と思うこと
目的を明確にすることで、人生が変わることを本書から学べます。
ロマンとビジョンがあるから、意欲も出て諦めない執念も出てくる。ロマンとビジョンがない人は、途中で諦め、障害を認めてしまいがち。
途中で諦めないためにも、起業家にはロマンとビジョンが必要なのです。
ビジョンとは20年以上先に達成すべき、長期の目標です。目標とする数字はそれを達成するまでの期限を入れた、具体的な目標を言います。しかも、それは達成不可能とも思えるほど大きな数字でなければなりません。
そして、ビジョンとはできるだけ大きな数字にすべきです。
未来のワクワクな自分をイメージして
大きなビジョンをつくることが、私たちには必要なのです。
「ビジョンを達成しようとすることで生き方が変わる」と言う言葉がとても刺さりました。
似鳥氏のロマンとビジョンと達成しようという執念が、ニトリの成長の秘訣だったのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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