ロマンを心に焼き付けるためには、想像してみることです。そのロマンが実現したときに、どんなことが起き、どんな気持ちになるのか、想像してワクワクしてみるのです。私の場合はよく、お客様の喜ぶ顔を想像します。(似鳥昭雄)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
ニトリ 成功の5原則の書評ブログを続けます。
ダメな家具店のオーナーだった似鳥氏は
アメリカの家具業界の視察によって、人生の中にロマンとビジョンを見出します。
「人のため、世のために、人生をかけて貢献する」と決めてから
ニトリの快進撃が始まり、なんと29期連続で増収増益を達成するのです。
最近では、東京都内でもニトリの店舗を見かけるようになりました。
海外展開にも積極的で、似鳥氏のワクワクが世界中に広がることで
多くの人に幸せをもたらしています。
その成長の基盤になっているのが、似鳥氏が提唱する成功の5原則です。
■ロマン
■ビジョン
■意欲
■執念
■好奇心
ロマンとは、世の中に貢献している未来のワクワクな自分をイメージすれば
見つけられると似鳥氏は言います。
ワクワクしながら、未来を考えることが、夢実現のスタートラインになるのです。
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人生は、自分で願った以上にはなりません。強く願うことで初めて、それに沿った方向にすべてが動き出します。もし人生が思い通りにならないとしたら、あなたの思いが弱いから。ロマンとビジョンが足りていないからです。ロマンとビジョンの達成には、「絶対にやるんだ。自分がやるんだ」という覚悟が欠かせません。「誰かがやるだろう。自分は便乗していればいいんだ」という人は、ロマンを持っていることにはなりません。そういう自分本位の物の見方、考え方が変わらないかぎり、あなたの人生も変わりません。「自分がやる。なんとしてもやる。失敗したら責任を取る」という覚悟があって、初めてロマンを抱いていると言えます。
似鳥氏は、人生は願望がなければ、よくならないと言います。
未来をよりよくすると願うことで、全てがスタートするのです。
思いが足りないと、気持ちがふらつき継続できません。
ロマンを持てば、絶えず、自分を動かすことができるようになります。
ロマンとは、
自分個人の得失をはるかに超えたところにある願いです。「 人のため、世のため」の願いでなければ、ロマンではありません。 また実際、「人のため、世のため」と考えるようにならないと、 人生観は変わらないし、人生観が変わらなければ人
生も変わらないのです。
似鳥氏は、「人のため、世のため」に考え、行動することで
自分を変えられたと本書で何度もも繰り返しています。
「人のため、世のため」と決めなければ、人生も経営もうまくいかないのかもしれません。
今回、ニトリ 成功の5原則を読むことで、私は似鳥昭雄氏のファンになりました。
本書をこうして紹介することで、ニトリの魅力を伝えたり
近所の店に立ち寄って、買い物で応援する気になったのです。
先日、ベンチャー経営者はストーリーを語れという記事を書きましたが
似鳥氏の手法を多くの経営者が真似するとよいと思いました。
成功者は、PRの達人でもあるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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