自分の心の中に別人が住んでいて、その人物が折にふれて痛烈な批判をしてくるように感じたことはないだろうか?実際、ほとんどの人が成長の過程で心の中に「内なる批判者」を宿すようになる。内なる批判者は、あなたを徹底的にこきおろす。(ジェリー・ミンチントン)
photo credit: jeronimoooooooo Silhueta via photopin (license)
ジェリー・ミンチントンの自分の価値に気づくヒントの書評ブログを続けます。
著者のジェリーが指摘するように自分の中には、夢の実現を邪魔する他人が存在します。
突然、彼らは登場し、悪魔の囁きを繰り返します。
自分の人生を批判し、弱気にさせ、行動にブレーキを踏もうとするのです。
「お前はなんてダメな人間だ」とののしったり
「やっても意味はない。時間の無駄だ!」と悪意を持って発言します。
しかし、その内なる批判者は実在しないのです。
批判者の正体は、あなたが作り出した幻影でしかありません。
子供の頃に受けた親や学校の先生の厳しい言葉が集められ
自分の頭の中で膨らんでいるだけなのです、
彼らの最も傷つく言葉が、やがて心の中の独り言となります。
何かを始めようとした時、自信がない時に必ずその内なる批判者が登場するのです。
自分の価値に気づくヒント [ ジェリー・ミンチントン ] |
ジェリー・ミンチントンは、内なる批判者には3つの共通点があるといいます。
1、弱みをひどく誇張する。ささいなミスを大失敗のようにあげつらう。
2、決して満足しない。どれほどうまくできても、あら探しをする。
3、味方になろうとしない。以前の失敗を思い出させて足を引っ張る。
内なる批判者とは過去のドリームキラーの集大成です。
自分の可能性を潰してきた言葉の数々に、自分の未来を支配されるのはやめましょう。
彼らを自分の中で育てていては、夢が叶うわけがありません。
まずは、夢を語った時に、ブレーキを踏む人とは付き合わないことです。
できないと言われたら、そこでやる気は萎んでしまいます。
そうならないために、夢をサポートしてくれる人を仲間に引き入れましょう。
自分の中の内なる批判者に対処するためには、その批判の内容を記録することも大切です。
頭の中で膨らんだイメージを書き出し、事実を確認するのです。
過去の記憶をたどって、それを実際に言ったのは
誰だったか?
いつだったか?
どんな状況だったかを調べてみましょう。
専門家ではない人の発言に惑わされたり
ネガティブな人の批判を鵜呑みにしているだけかもしれません、
自分の中の批判者が実は大した存在ではなかったことを発見できるはずです。
私も今までに何度も他者から批判を受けてきましたが
今は自分のやりたいことを優先するようにしています。
夢を宣言することで(パブリック・コミントメント)
周りに応援者が集まってくることに気づけました。
夢を叶えたいなら、自分のネガティブな独り言に気をつけましょう。
内なる批判者に人生を支配されるのをやめるのです。
今日から自分の人生のCEOになりましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
コメント