回光返照の意識を持って、自分との対話の時間を確保しよう!

わたしたちは、ふつう、常に自分の「外にある世界」に、気を取られながら暮らしています。「回光返照」(えこうへんしょう)という禅語があります。 「「外へと向かいがちな意識を、時々、自分の内面に向けてみなさい」という意味です。とくに変化の激しいこの時代外界の出来事ばかりに心を奪われていると、精神的にも肉体的にも振り回されて、疲れきってしまいます。(植西聰)


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「回光返照」(えこうへんしょう)を習慣にする!

毎日毎日、現代人は多くの情報を「外」から受け取っています。
特に最近では、FacebookやTwitterなどの
ソーシャルメディアの普及によって
周りの仲間と絶えずつながることが当たり前になりました。
また、iPhoneなどのデバイスをついついチェックするなど
私たちは絶えず、意識を外の世界に向けがちです。

最近、私はこの時間が無駄なのでは?と考えています。
外の世界にばかり意識を向けていると
自分との対話の時間が減ることに気づいたのです。
今よりはるかに情報が少なかった時代でも
人は外の世界に相当意識を向けていました。
昔の人たちも「回光返照」と言う言葉によって
自分のダメな行動を修正していましたが
この禅語は情報化社会に生きる現代人に向けられた言葉のようです。

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外界との時間を少し減らして、自分との対話を試みよう!

いつもiPhoneで他者の投稿やニュースばかり見ていても
自分が本当にやりたいことは実現できません。
ただただ無為に時間が経過するだけです。
外の世界にばかり意識を向けていると
何も生み出せずに人生を終えていくことになりかねません。
植西氏は回光返照を実践して、自分との対話の時間を持つべきだと言います。

他人がなにを考えているのか、世間でなにが起こっているのかといった外のことは締め出して、静かな気持ちで自分に向かい合う時間を作ることも、とても大切なことなのです。ほんの数分でいいのです。朝目覚めたときや、通勤途中、入浴中、寝る前などに、自分と向き合ってみてください。「自分と向き合う」とは、自分に、いろいろ問い掛けて、心の声を聞く時間を作るということ。慌ただしかった心に、静けさと休息をあげるのです。不思議な安らぎに満たされ、自分が本当にやるべきことが見えるはずです。

私は毎朝、自分の夢リストを確認するようにしています。
朝の10分のこの時間が、私が今日何をすべきかを教えてくれます。
スケジュール表を見ながら、夢の実現のために
どの時間を活用できるかを考えるるようにしています。
夢リストを見返すことを習慣にすることで
無駄なことに時間を割かなくなりました。
絶えずチェックしていたソーシャルメディアとも距離を置けるようになり
自分の時間を取り戻せました!

また、毎朝神社にお参りすることで、静かになれる時間と場所を確保して
自分との対話の時間を持つようにしています。
ここではデバイスを一切使わずに、自分の内なる声と対話しています。
そして自分が望んでいるのは何なのか?を聞くことで
新たにやりたいことが見つかるようになりました。

まとめ

一日一回、「自分はどうしたい?何がしたい?」と質問して
自分に向き合うことを習慣にしましょう!
自分の心が望んでいるものを明らかにすることで
本当にやりたいことがわかり
その時間を確保するようになります。
外の世界にばかり目が向いていると思ったら
「回光返照」を思い出し、自分の内なる声と対話しましょう。

参考書籍 植西聰氏の「いいこと」がいっぱい起こる!禅の言葉

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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