"パーパス"

ブログ

本田哲也氏のナラティブカンパニー―企業を変革する「物語」の力の書評

ニューノーマルの時代の生活者の行動変化が、企業経済や社会構造に大きなインパクトを与えています。この変化を乗り切るためには、「共体験」の価値を高め、生活者やメディアとともに物語を紡ぐ必要があります。ナラティブカンパニーとなり、生活者とともに永続的な共創構造をつくることが企業には求められています。
セレクト

レベッカ・ヘンダーソンの資本主義の再構築 公正で持続可能な世界をどう実現するかの書評

企業と政府の姿勢を変えることで、環境破壊や経済格差などの社会問題を解決できます。「共有価値の創造」 「目的・存在意義(パーパス)主導型の組織を構築する」「金融の回路の見直し」「協力体制をつくる」 「社会の仕組みを創り変え、政府を立て直す」を組み合わせることで、多くの問題を抱える資本主義を再構築できます。
イノベーション

フレデリック・ラルーのティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現の書評

ティール組織をつくるためには、①自主経営 ②ホールネス ③エボリューショナリーパーパス(進化する目的)の3つの要素が欠かせません。エボリューショナリーパーパスのもと、お互いが信頼できる組織をつくることで、企業は持続的に成長できるようになります。
習慣化

スーザン・ペッパーコーンの4つのステップで、仕事に価値を見出す方法

ビジネスパーソンは平均して、9万時間と言う長い時間を職場で過ごしますが、仕事へのやりがいを見失うことで、多くの人が人生をつまらないものにしています。それを避けるためには、仕事に意義を見出すことです。仕事や私生活で意味を重んじる人は、持続的な満足感を得る可能性が高くなります。
習慣化

國武大紀氏の「聞く力」こそが最強の武器であるの書評

上司が聞き役に徹し、部下の感情に注意を払うことで、部下は親近感を感じます。みんなが安心して話せるような空気を作ることで、心理的に安心安全な場が生まれます。コーチングによって、部下の承認欲求が満たすことで、部下が主体的かつ積極的に動いてくれるようになるのです。
セレクト

ジェレミー・ハイマンズとヘンリー・ティムズのNEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろの書評

ニューパワー・モデルは、大勢の人の活動によって成り立っている。人びとの活動がなければ、これは空っぽの容器にすぎない。いっぽう、「オールドパワー・モデル」は、人びとや組織が独占的に所有あるいは制御している物や知識によって成り立っている。その独...
書評

ロザベス・モス・カンターのグレート・カンパニーの経営論の書評

企業が事業ポートフォリオ以上の目的を果たすつもりならば、CEOは、社員への権限委譲、感情的な絆、価値観に基づくリーダーシップ、関連する社会貢献などにも投資を広げなければならない。(ロザベス・モス・カンター) Designed by Free...
習慣化

石塚しのぶ氏の未来企業は共に夢を見る-コア・バリュー経営の書評

私は、未来企業の条件は、「共に夢を見ること」だと思っています。それは第一に、働く人と共に夢を見ることです。未来企業は売上や利益を超える崇高な目標を掲げ、それに共感してくれる人を集めて、その人たちの協力を得ながら目標を達成していきます。(石塚...
習慣化

会社を成功させるためには、バスに乗る人をしっかりと選べ!アメリカで「小さいのに偉大だ! 」といわれる企業の、シンプルで強い戦略の書評

「コア・バリュー」とは、会社の「核となる価値観」という意味です。「コア・バリュー経営」では、自分たちの会社が何のために存在しているのかという会社の存在意義(コア・パーパス)を明確にしたうえで、社内の全員が共有すべき「価値観(コア・バリュー)...