トマス・レナードから学ぶ、直観力の鍛え方。アイデアの間口を広げると何が起こるのか?

アメリカでコーチングを普及させた男として有名なトマス・レナード
彼の言葉を読むと、自分を変えるヒントを見つけられます。
鈍感な自分を捨てて、直観力を答えることを彼は教えてくれます。
いつも「いいこと」が起きる人の習慣(トマス・レナード著)
コーチングの基礎がわかる名著で、読むたびに新たな発見があります。

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人は苦難に陥った時に、過去の体験から解決策を探そうとします。
今までの知識や体験の中から2、3の選択肢を探すのです。

困難な状況に直面した時、たいていの人は二、三の選択肢を探す。だが、どんな状況でも、取り得る方法が必ず五つはあるはずだ。型にはまった考え方を捨て、とても不可能だと思うような選択肢も、考慮に入れること。自分の”間口”を広げることが大切である。そうでなければ、あなたはこれまでと同じ解決法に落ち着き、また同じ問題に繰り返し悩まされるだろう。(トマス・レナード)

2、3のアイデアだけで、いつも対応しようとしても
なかなかうまくはいきません。
ワンパータンの処方箋から脱却することが大事なのです。
これだけ世の中が複雑になっているにも関わらず
以前のノウハウやスキルだけにに頼ってい生きるのは危険です。

新しい勉強をしたり、仲間から意見をもらうなど
自分の可能性を広げる活動を今こそすべきなのです。
ここで、鈍感な人間は想像力が足りないために
成長を止めてしまうとレナードは指摘しています。
未来を変えるためには、変化が必要なのにも関わらず
新たなチャレンジすることなく、漫然と過ごしてしまうのです。

同じ手段しか講じなければ、違う結果が出るはずはないことくらい、誰もが知っている。だが、鈍感な対応しかできない人は、結局、「新しい道」を探すこともせず、そんなムダな努力をしていることになるのだ。なぜ人は鈍感な対応をするのか?それはおそらく、結果云々より、親や学校、雇用主に骨抜きにされて、自分自身の直観を十分に信頼できないからだろう。しかし直観は筋肉と同じで、いくらでも鍛え上げることができる。直観にパワーが宿れば、どんな成功も向こうの方からやってくるのである。

私たちは新しい道を探すべきなのです。
周りの人間にブレーキを踏まれる生活とは、サッサとおさらばしましょう。
自分の直観力をまずは信じてみるのです。
また、直観力は人に会えば会うほど磨かれますし
体験を積めば積むほど、パワーアップできます。
思考し、行動を重ねるごとに直観力は鍛えられ
自分に多くのモノや人を引き寄せるようになります。

その際、自分が求めているものが明確であれば、手に入る可能性が高まります。
自分が求めているものを仲間に伝えたり、書いてアウトプットすることで
それに関する情報が自然と自分の周りに集まってくるのです。

自分が何を求めているかはっきりと言える人は、それだけで人を引き寄せる。そして、求めるものが手に入る確率も、また高くなる。トマス・レナード

自分の能力を高めるためには、自分が求めていることを明確にすべきなのです。
多くの仲間やアドバイザーがあなたの周りに集まる仕掛けを作れば
あなたのもとに成功するヒントを運んできてくれるのです。
自分んおやりたいことをしっかりとアウトプットして
良い人脈を作れば、作るほど、ハッピーになる確率が高まるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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