落ち込んだとき、私たちは気分のせいにするかわりに人生をまちがえたと感じてしまう。それまでの人生がたった数時間のあいだにがらがらと崩れてしまったような錯覚にとらわれる。だが、実際のところ、人生は落ち込んだときに感じるほどひどくはない。人生とはそんなもんさ、と暗い気分にひたっているより、人生を現実的に見つめる機会、自分の判断が正しいかどうか自問する機会と受けとめるほうがいい。「たしかにいま自分は落ち込んでいる(怒っている、欲求不満、ストレスだらけ、憂鬱)、気分はどん底だ。こんなときはいつも否定的なことしか思いつかない」と自分に言いきかせることだ。暗い気分は「ほうっておけば自然に消滅する人間の宿命的な感情」と割り切ってやりすごすにかぎる。暗い気分のときは人生を分析しないほうがいい。どんどん暗くなるだけだから。(リチャード・カールソン)
気分次第で、人は落ち込むこともあれば、ハッピーにもなれます。
気持ちが落ち込むと、嫌なことを考え始め
どんどんダウントレンドになりがちですが
そんなことで悩んでいたら、人生は楽しくなくなります。
小さいことにくよくよするな!の中で、リチャード・カールソンは
無駄に落ち込まない方法を教えてくれています。
暗い気分になったら、何もせずにほうっておけばよいのです。
気持ちが落ち込んでも、放っておけばよいのです。
嫌な感情は、自然に消滅すると割り切れば
人生は、今よりはるかに楽しくなるはずです。
よい気分のときもあれば、悪い気分の繰り返しだと考えて
一喜一憂せずにに、今はちょっと調子が悪いだけだと気軽に考えるのです。
マイナスの感情を引きずると、ますますマイナスな気分になります。
この負の連鎖だけは、絶対に避けなければなりません。
いい気分のときはありがたく思い、暗い気分のときは優雅にやりすごす。あまり真剣に受けとめずに。次に落ち込んだときは「これもいまに消える」と自分に言いきかせて待つことにしよう。それは必ず消えるから。
永遠に辛いことは、続かないと考えればよいのです。
もし、落ち込んだとしても、それは必ず消えるのです。
終わりのない渋滞がないように、辛いことも必ず終わるのです。
すぐによいことが起こると、楽観的に事態を捉えて
感情を上手にコントロールするようにしましょう。
人生あまり難しく考えなさんな。暗かったら窓を開けろ、光がさしてくる。 (中村天風)
嫌なことがあったら、鏡の前で笑えば、気持ちを明るくできます。
笑顔になることで、嫌な感情を撃退できるのです。
要は、落ち込んだ時にどう振る舞えばよいかを決めておけばよいのです。
コメディー映画を見る!
元気になる言葉を読む!
美味しいものを食べる!
散歩に出かける!などの気分転換を心がけるのです。
このように自分を明るくできる方法をいくつか作っておけば
嫌な気持ちからすぐに抜け出せます。
窓を開けて光を浴びたり、上を向くだけでも元気になれるはずです。
photo credit: Down and Out via photopin (license)
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