人は年を重ねるにつれ、自分の理想をかたちにしていけるようになりますが、同時に、自分の時間は限りあるものだと自覚させられます。そうすると、したくないことを明確にすることが、いかに大切かおわかりになるでしょう。幸福という観点から考えると、したくないことをしないというのは、好きなことをするというのと同じくらい大切で、したくないことをいくらかでもとり除くことで、今以上の幸福へとつながるのです。(ドミニク・ローホー)
ドミニク・ローホーのゆたかな人生が始まる シンプルリストを再読しています。
年齢を重ねることで、時間に対する考え方が変わります。
私は50歳を過ぎてからは、無為に時間を過ごすのをやめたのです。
本来、私たちは、自分がしたくないことをよくわかっているはずです。それでも、あえてリストに書きだすことで、したいこと、したくないことが自分自身の選択であると明確にすることができ、今より自由な気持ちになれるでしょう。人がなにかをするのは、単に今までそうしてきたからだということが少なくありません。実際、人生の大部分は習慣的な行動によって成り立っています。リストはそれをはっきりと示してくれるのです。
したくないことを明確にすることで、自分の気持ちをすっきりできます
やりたくないことをリストに書き出すことで
人生での選択が明確になり、悩みを減らせます。 やることとやらないことをリスト化することで
今、自分が何を望んでいるかがわかります。
やりたいことリストが、自分の行動を後押ししてくれます。
一方、やらないことリストが無駄な時間を減らしてくれるのです。
この二つのリストを活用することで、自分のやりたいことだけをやるようになり
その結果、幸せな時間を増やせるのです。
私は数年前にTVを見るのをやめたことで、読書の時間を増やせました。
カラダに悪いものを食べないと決めたおかげで、コンビニでの無駄遣いも減らせました。
このように悪い習慣に支配された人生をやめれば、人生を改善できるのです。
「二度としたくないことのリスト」は、簡単に作ることができます。しかも、それは人生におけるあらゆる局面で効果を表します。誰にでも、自分がどうしたいのかわからなくなる瞬間があります。そうしたとき、人生において望まないことを書いておくことで、はっきりと道が見えてきます。
悪い習慣のリストを作って、それを二度とやらないと決め
一歩を踏み出すことで、人生をポジティブに変えられます。
人間は弱い生き物で、少し忙しくなると悪い習慣が芽生えます。
夜更かしが続いたら、夜更かしをやめるとリストに書きましょう。
自分の健康を害する習慣をやめることで、脳と体を元気にできます。
価値観を明確にすることで、迷ったり、後悔することがなくなり
エネルギーを自分のために使えるようになり、自然と元気になれるのです。
まずは、「二度としたくないことリスト」を書き出して、頭の中を整理してみましょう。
これだけで、自分の気分を良くできるはずです。
本書のドミニク・ローホーの「人物描写リスト」「飛び石リスト」「ロールモデルリスト」などの
質問に答えることで、自分の価値観を明らかにできます。
ぜひ、本書を活用して、自分を見つめ直してみてください。
私も再発されたkindle版のシンプルリストをチェックすることで
人生の中の不要なものを見つけられました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: The Lonely Trinity via photopin (license)
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