愚痴を言わなくするためのシンプルな方法を斎藤茂太氏に学ぶ!

そもそもグチとは、どうして発生するものなのだろう。その発生源の多くは、過去へのこだわりである。「あのとき、こうすればよかった」という後悔や自棄だ。ときには過去の失敗をクヨクヨ思いつめた結果ということもある。しかし、考えてみよう。すでにふれたように、反省することはいいことである。しかし、過去の失敗をいつまでも思い出して、「あのとき、ああすればよかった」といっても、何も始まりはしない。過去は、すでに過ぎ去ったもののことだ。一度過ぎ去ったものは、もうどうしようと取り返すことができない。だからあきらめるしかないのだ。(斎藤茂太)

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斎藤茂太氏のよい言葉は心のサプリメントを読むと
素晴らしい言葉に出会え、ここから自分との対話ができます。
斎藤氏は愚痴とは、過去のこだわりだと喝破します。
愚痴とは、後悔や自棄から始まるのです。
過去に行動しなかったことをただ嘆く、無意味な行動で。
ここからは、何も生みだすことはできません。
なぜなら、私たちは過去の行動を変えられないからです。

もしも愚痴る暇があるのなら、すぐに考え方を変えて、「今」に集中しましょう。
今、何もしなければ、結局は同じことの繰り返しです。
未来に禍根を残さないためにも、今、行動することが重要になるのです。

では、どうすれば、ポジティブに行動できるようになるのでしょうか?
斎藤氏は行動するためには、まずは対象を好きになることだと書いています。

「仕事でも、異性でも、まず好きになることですよ」と答える。仕事が嫌いだから、生きていくのがつらくなる。人とのつきあいが嫌いだから、人生がわずらわしい気持ちになる。自分が嫌いだから、何事もはかなく思えてきてしまう。これを逆様にして、「好き」になってみればいい。そうすれば働くことも、人間関係も、そして自分も、すばらしいものに思えてくるはずだ。生きることにより積極的になり、前向きな気持ちがわきあがってくる。簡単なことなのだ。簡単なことなのに、多くの人たちが難しく考えすぎている。

仕事で成功したかったら、まず好きになることから始めることです。
私もこのブログを習慣化するのに、最初は苦労しました。
しかし、書くことを続けているうちに、ブログを好きだと思うように気持ちを変えたのです。
仲間に「ブログが好きだ!好きだ!」と言っているうちに、本当にブログが楽しくなり始めました。
ブログ経由で出版や連載が決まるなど、よいことが起こり始めたことで
本当にブログが好きになり、隙間時間が書く時間に変わったのです。

この結果、私の時間管理は以前とは全く異なり、暇な時間がなくなりました。
隙間時間は、ブログのための時間になり、愚痴を言う暇がなくなったのです。
記事が多くなることで、人からも見つけてもらえるようになり
いろいろな人からチャンスが運ばれてくるようになったのです。
やりたいことがあったら、それを好きだと思って行動すれば、自分の習慣を変えられます。
これで結果が出始めますから、自信を持てるようになり
ネガティブな発想をしなくなります。
私たちは、「今」に集中することで
いつの間にか愚痴にさよならできるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
    

photo credit: Primal via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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