未知の世界に踏み出すととてつもないことが起こる。(佐藤富雄)
Dr.佐藤富雄の頭がよくなる生き方―「非日常体験」で、成功脳に生まれ変わるを読むと
海馬を活性化し、脳を成長させる方法を簡単に学べます。
脳のためにはワクワク感が重要なことが
多くのケーススタディによって、わかりやすく解説されています。
この佐藤氏のメソッドを真似るだけで、私たちの脳を簡単に成長させられます。
本書を読んで、自分の脳を切り変え、行動を変えるだけで、未来をよりよくできるのです。
そして、それは何歳になっても可能ですから、遅いということはありません。
脳の老化をあきらめるのではなく、海馬を活性化させれば
50歳を過ぎてからでも、ワクワクな人生を送れるのです。
人間は生き残るために、動きながら脳を使ってきました。
私たちの祖先は、獲物を探したり、木の実を見つけるために、歩きながら考えてきたのです。
実はウォーキングなどの運動をすると脳内にBDNFという脳内物質が分泌されます。
このBDNFが海馬の細胞を活性化させることがわかってきたのです。
(BDNFについては、こちらの記事を参考にしてください。)
歩くとアイデアが生まれやすくなるのも、このBDNFの働きがあるからです。
海馬が情報伝達を促すことで、私たちは面白いアイデアを考えられるようになるのです。
机の前で悩むのではなく、運動を習慣化することで
私たちの脳が動き始めることを覚えておきましょう!
Dr.佐藤富雄の頭がよくなる生き方 [ 佐藤富雄 ] |
頭がよい人と悪い人の違いは、脳細胞のネットワークの差だと佐藤氏はいいます。
脳の神経細胞のニューロンが結びつくことで、情報が脳の中で伝達されていきます。
過去の記憶と体験と新しい情報が脳の中で結びつくことで、新しいアイデアが生まれます。
私たちが新しいアイデアを考えれば、考えるほど
ニューロンの組み合わせが増え、私たちの頭はよくなるのです。
ですから、新しいことを考えたり、旅をするなど非日常体験によって、脳は刺激を受けます。
この結果、ニューロンが新たに結びつき、脳はどんどん活性化するのです。
逆に、新たな行動を尻込みしている人は、日常生活の中での変化が乏しくなります。
毎日同じことばかり繰り返していると、感性や行動を鈍らせるばかりでなく
変化や新しいことに対して躊躇してしまい、脳を退化させてしまうのです。
閉じた世界にいることは、脳を退化させてしまうというリスクがあるのです。
まずは、普段の生活にちょっとした変化を取り入れ、行動を変えてみましょう。
人生をよりよくするためには、新しいチャレンジが必要なのです。
それは隣町を散歩するなど、小さな変化で構いません。
脳に新たな刺激を与えることであれば、なんでもよいのです。
重要なことは新しい刺激を脳に絶えず与えることなのです。
遊びや仕事などいくつもの思考パターンをとり入れることで
新しいアイデアが生まれ、私たちの脳は活性化します。
新たな体験によって、脳のデータベースを充実させることで
脳は何歳になっても活性化していきます。
海馬の脳細胞は、死ぬまで増えることが最近の研究でわかってきました。
年をとったからといって、あきらめていては脳を老化させてしまいます。
いくつになっても新しいことをやることが、脳を発達させてくれるのです。
また、海馬は未来を考えることで、発達するそうです。
未知なる体験が、脳に刺激を与え、ワクワクさせてくれるのです。
感動すること、何が起こるかわからないワクワク感が
今までは思いつかなったようなアイデアを運んできてくれるのです。
ここから次の楽しい未来がスタートします。
非日常体験が老化を防ぎ、進化する脳を作り出すのです。
自ら進んでワクワクし、夢を追い求めることが
脳を進化させるという佐藤富雄氏の言葉が響きました。
いくつになっても夢を追いかけていれば、望んだ人生が手に入ります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Annouchka.Supervielle Attente via photopin (license)
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