リンダ・グラットンのLIFE SHIFT(ライフ・シフト)の書評

習慣化

長寿化は、社会に一大革命をもたらすと言っても過言でない。あらゆることが影響を受ける。人々の働き方や教育のあり方も変わるし、結婚の時期や相手、子どもをつくるタイミングも変わる。余暇時間の過ごし方も、社会における女性の地位も変わる。20世紀に、日本の社会と経済は大きな変貌を遂げた。長寿化は、21世紀に同様の大きな変化を日本にもたらすだろう。この先、多くの変化が日本人を待っている。(リンダ・グラットン)

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私の大好きなリンダ・グラットンの新刊LIFE SHIFT(ライフ・シフト)がリリースされました。
100歳まで生きる長寿社会の処方箋として、面白く読めました。
私たち日本人はどこよりも早く超高齢化社会を迎えるため
長寿社会のロールモデルになれるのです。
高齢化社会というと年金や医療など暗い話題が多い日本ですが
これから楽しいワクワクな変化が起こると考えることで、幸せな気持ちになれます。

今後、日本人は100歳以上生きられるようになり
今までとは全く違う人生を送ることになります。
私たちは大きな変化を受け入れなければならないのです。
「教育→仕事→引退」という今までの生き方では
100歳時代の人生をエンジョイできません。

リンダは過去のロールモデルに頼るのをやめ、新たな行動を起こすべきだと言います。

あなたが何歳だろうと、いますぐ新しい行動に踏み出し、長寿化時代への適応を始める必要がある。長く生きる人生に向けて準備する責任は、結局のところ私たち一人ひとりの肩にかかっている。問題は、多くのことが変わりつつあるために、過去のロールモデル (生き方のお手本となる人物)があまり役に立たないことだ。

逆に考えると、私たち日本人がこれからつくるロールモデルが
世界標準になる可能性があるのです。
世界中が日本の高齢化社会に注目しているわけですから
それに答える形のワクワクな未来を提案したくなりました。
自らの選択肢を狭めずに、自分の可能性を追求していきましょう。

60歳定年の時代の考え方を捨てて、学び方や働き方を変えていくのです。
様々な新しい生き方に私たちはトライできるのです。
60年で定年したとしても、40年の時間が残されているのです。

選択肢を狭めずに幅広い針路を検討する 「エクスプローラー(探検者 」のステージを経験する人が出てくるだろう。自由と柔軟性を重んじて小さなビジネスを起こす「インディペンデント・プロデューサー (独立生産者)」のステージを生きる人もいるだろう。さまざまな仕事や活動に同時並行で携わる 「ポートフォリオ・ワーカー」のステージを実践する人もいるかもしれない。このように選択肢が増えれば、人々はもっと自分らしい人生の道筋を描くようになる。同世代の人たちが同時に同じキャリアの選択をおこなうという常識は、過去のものになっていく。

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40~50代の人は、働きはじめたとき、60代で引退するつもりだっただろう。しかし、あなたの職業人生は、少なくともあと25年続く可能性が高い。しかも、これから訪れようとしているのは、スキルの価値が瞬く間に変わる時代だ。そういう時代には、手持ちのスキルでよしとせず、新しいスキルの習得に力を注がなくてはならない。働く期間が長くなり、人生の途中で変身を遂げる必要性が高まれば、人的ネットワークを広げて自分とはまったく違うタイプのロールモデルを見つけ、新しい生き方の選択肢を知ることが大切になる。

以前も書きましたが、私は60歳まで広告会社で働き、定年を迎える予定でした。
しかし、40代でコーチングを受けたことがキッカケになり
自分の人生を見直すことにしました。

やりたいことをやろうと決め、広告会社に勤めながら
出版をしたり、ブロガーになるなど新たなチャレンジを始めました。
その時に気付いたのは、何歳からでも人は変われるということです。
結局、私は夢を実現するために広告会社をやめて、起業の道を選びました。
人生100年時代には今までとは異なる選択肢を検討すべきなのです。
労働市場や働き方の未来を考え、自分の軸をつくらないといけないのです。

そのためには経験と知識を最大化したり、人的ネットワークを広げなければなりません。
若者たちがは狭いネットワークで生きているため
知識や経験を広げることができないのです。
自分とは異なる世代や外国人と交流することで、私たちは視点を変えられます。

同じ世代との付き合いだけは、仲間が亡くなった時に、一人ぼっちになるリスクもあります。
人生が長くなれば、人生の途中で変身を遂げることが不可欠になります。
テレビの前やゴルフコースで過ごすには、老後はあまりに長すぎるのです。
自分のやりたいことをやって、長くなった人生をワクワクなものに変えましょう。
私も著者やブロガーになったり、会社を起業することで
人脈がどんどん豊かになり、そこから良いことが引き寄せられるようになりました。

長寿化の恩恵に最大限浴するためには、新しいことを試みる開拓者たちをもっと評価し、そういう人たちにもっと報いる社会にしていく必要がある。誰もが変化して100年ライフに適応すると同時に、伝統的な価値観も大切にするという、バランスをうまく取らなくてはならない。

100歳以上生きる日本人の働き方、学び方、結婚、子育てなどは今後激変します。
本書には、長寿社会を楽しく生き抜くためのヒントが紹介されていてオススメです。
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