戦略的先送りという考え方で、自分をポジティブに変えてみよう!

1 処理しきれなかった「やり残し」をあらためて書き出す。
2 書き出したことのうち、いつも気になってはいるけど、結局いつもできていないことや、じつはやらなくても毎日に支障がなかったものを、スパッと手放してしまう。
3 残った「やり残し」は、「来月にもち越しすべきもの」として認めて、これを新たに「戦略的先送り」としてリストにする。(池田千恵)

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-19-13-53-03photo credit: Wouter de Bruijn The artist. Looking out over a vast lake, contemplating life, the universe and everything. Or, which is infinitely more probable, just being cold. via photopin (license)

池田千恵氏の朝の余白で人生を変えるは素敵な一冊で
朝時間を楽しむためのメソッドが満載です。
これから早起きしたい人、もっと早起きを楽しみたい人におすすめの良書です。
池田氏が書いているように、早起きして
朝時間を楽しめるようになると人生をワクワクなものに変えられます。
多くの成功者たちも朝時間を活用することが成功の秘訣だと語っていますが
本書のメソッドを読めば、その理由がわかるはずです。

私も池田氏の「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!に感化され
朝の4時起きを7年前に習慣化したのですが
実際、夢がいくつも叶い、その効果を実感しています。
著者になれたのも、ブロガーになれたのも、起業家になれたのも
この一冊のおかげだと池田氏に感謝しています。

私たちは朝の余白を作ることで、自らのあり方を整えられます。
プライベートを充実させるだけでなく、朝時間はビジネスでも効果を発揮してくれます。
第3章では仕事の余白によって、生産性をアップできることが紹介されています。
その中で、特に私が良いなと思ったのが、冒頭の「戦略的先送り」という考え方です。
池田氏は自分がやり残したことを「戦略的先送り」とネーミングすることで
自分の意識をポジティブに変えられると言います。
「戦略的先送り」の3つのステップを経ることで、自分を責めるのではなく
自分の意志で先延ばししたと頭を上手に切り替えられます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

朝の余白で人生を変える [ 池田 千恵 ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2016/12/19時点)

また、この「戦略的先送り」によって、自分の時間の使い方も変えられます。
先送りを決断することで、無理な残業や夜更かしをしないですみます。
夜の時間はロクでもないことを考えがちですし
ネガティブな決断が失敗すら引き寄せます。
頭が働く時間にタスクを先延ばしする勇気を持つことが
より良い結果を運んできてくれると考え、先送りを選択するのです。

もし、締め切りが迫っていたとしても、深夜に残業するのではなく
明日の早朝やろうと選択することで、はるかに生産性が高まります。
夜ではなく、朝やると決めれば、残業時間も激減します。
私は朝型にシフトしたことで、生産性アップし、夜更かしもしなくなりました。
これで心と身体の健康を取り戻し、明るく働けるようになったのです。

当然、朝時間には始業という締め切りがありますから
集中力が高まり、短時間でタスクを終わらせることができます。
朝日を浴びて、自分の脳が一番働く時間に
先送りしたタスクをこなせば、夜よりはるかに結果が出せるはずです。

ただ、いつも無理をしていては、早起きは習慣化できません。
朝の余白には、楽しい時間が似合いますから
自分をハッピーにしてくれることを、どんどん取り入れましょう。
朝の余白で小さな変化を見つけることで、人生に潤いを与えられます。
アイデアを生み出すためには、デフォルトモードネットワーク
活性化することが重要ですから、早起きしてボーッと過ごすでもよいのです。
自然と触れ合う、散歩をする、神社にお参りするなど
自分らしい朝時間を過ごし、それに感謝することで
人生の中により多くの幸せの種を見つけられるようになります。

池田千恵氏の数ある書籍の中でも
この朝の余白で人生を変えるは特におすすめです。
ぜひ、ご一読ください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
池田千恵氏の関連記事はこちらから
   

   スクリーンショット 2016-04-29 22.16.13 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上ブログアイデアクリエイティビティライフハック時間術
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました