副業を始めたい人はやらないことを決め、空いた時間を有効活用しよう。

これまで「常識」だと思っていたことを手放そう。(仲山進也)


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楽しく働くために3つの動機にフォーカスする!

仲山進也氏の組織にいながら、自由に働く。 仕事の不安が「夢中」に変わる「加減乗除(+-×÷)の法則」には、共感ポイントがたくさんありました。今日はその中から、加減乗除の「加」(プラス)と「減」(マイナス)について紹介したいと思います。まずは、楽しく働くための沖山氏の言葉を引用します。

働き方を考えるにあたっては、「人生の中で夢中ゾーンに入っている時間の割合をいかに増やせるか」ここがキモです。不安ゾーンや退屈ゾーンにい続けることに慣れてはいけません。

自分の働きかたを変えるためには、ワクワクな時間、夢中ゾーンには入っている時間を増やす必要があります。自分が仕事を楽しむためには、不安な状況を脱するために読者や勉強会などのインプットをしたり、新たなチャレンジをやめないことがポイントになります。挑戦と能力のチューニングを変えながら、自分の夢中ゾーンを増やしていくのです。

夢中になれる時間を長くすることで、仕事で結果を残せるようになります。そのために、仕事を遊ぶこと、楽しむことを考え、ゲーム化すればよいのです。好みではない作業を減らし、好きな作業でカバーしながら、結果を出すことで、仕事がますます楽しくなるはずです。この段階では苦手なことを避けるのはやめましょう。苦手なことも深掘りしておき、弱みとの向き合い方を考えておく、得意なことに置き換えるようにすると自分のレベルアップにつながります。

働く動機を「①楽しさ」「②社会的意義」「③成長可能性」のポジティブ3点セットにする。これ大事です。実際に3つ揃うと、仕事が楽しくてしかたがなくなってしまうのです。

お金を稼ぐために働くというネガティブな考え方を捨て、社会的意義や自分の成長の可能性にフォーカスするのです。私もワクワクな経営者を増やすことを目標にすることで、時間の無駄遣いがなくなりました。インプットの質も変わり、自分の成長スピードを高めることができました。

仕事を楽しむと自分にやれることが増えていきます。 新しい仕事にチャレンジすれば、またできることが増えていきます。自分のキャパシティを強化しながら、自分を成長させるのが「加」の考え方です。そのために自分にどんどん投資をするのです。自分の強みが見つかり、周りの人からも評価されるようになると次の「減」のステージに進めます。

 

思い切って、常識を捨ててみよう!

「減」ステージは、「加」で培ったものを強みとして徹底的に磨くために、いらないものは捨てていきましょう、というハナシになります。捨てていくのは、いわゆる「仕事の常識」というやつ。従来の常識にしばられたままでは自由な働き方にはなれないということなのですが、「これまで常識だと思っていたことを手放す」にはかなりの勇気が必要になるはずです。

やりたいこと、自分が得意なこと、お客様から喜ばれることが重なった部分に集中すると夢中になれる時間を増やせます。

この3条件から外れたことは自分の仕事ではないと考え、思い切って捨ててしまいましょう。 「加」で増やした仕事の中から「やりたくて、得意で、喜んでもらえる仕事」だけに集中させることで、イキイキと働けるようになります。我慢する時間を減らしたり、苦手な仕事をしなくなることで、キラキラな自分をデザインできるのです。捨てて自由になることで、自分のスキルも格段に高まります。得意なことに集中し、自分をブランド化させるのと同時に嫌な残業を減らすことで、副業への道も拓けてくるのです。自由に働き、自分の時間(暇な時間)を作ることで、新たなチャレンジができるのです。

空いた時間は他者への貢献の時間だと捉えてみましょう。「自己中心的利他」の精神で働いていると色々な人と出会えるようになり、そこから仕事のオファーが入ってきます。自分が会社にいなくともなんとかなってしまう状況を作り出せばよいのです。ブランドを強化し、暇な時間を最大化すれば、好きなことややりたいことを仕事にできるようになります。

私もやらないことを明確にし、スケジュールに空き時間を作ることをサラリーマン時代に心がけました。自分のやりたいことをソーシャルメディアやブログで発信するううちに、書籍や雑誌の連載のオファーをいただけました。好きなことで他者に貢献するうちに、新たな仕事がスタートしたのです。

仕事の「内容」を聞かれて会社名・部署名・肩書きで答える人に、あまり魅力を感じなくなってしまいました。逆に、魅力的に感じるのは「何をしているのかわかりにくい人」です。

肩書きや会社にこだわらず、何をしているかわからい人の方が人から興味を持ってもらえます。組織から解放されることで新たな出会いがデザインできると著者の仲山氏は述べていますが、この意見に私はもっとも共感しました。

私も肩書きを捨て、自由に生きることで、多様な人脈を得られました。会社の肩書きを捨てることで、説明しきれない仕事が舞い込んでくるようになったのです。同じ志を持ったパートナーを引き寄せるために、自分のビジョンや価値を積極的に発信しましょう。給料をあげるより、他で稼げる道を考えるといくつもの収入源が見つかります。やらないこと、苦手なことをリストに書き出し、それをさっさと手放すのです。自分の強みにフォーカスし、その価値で他者に貢献するうちに、よいことが起こるようになるのです。

まとめ

仕事を通じて、自分の強みを見つけたら、その価値を伸ばすことを考えましょう。苦手なことをやるのをやめ、得意分野にできるだけ時間を使うのです。自分への投資を続け、価値を高めるうちに、周りの人から声がかかるようになります。そこから副業や独立の道が拓けてくるはずです。まずは、自分の価値を見つけ、それを伸ばすことにフォーカスしましょう。

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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