新しい働き方のアインシュタイン・アプローチとは何か?

人生はあっという間だ。イライラしたり、望みをほったらかしにしている場合じゃないよ。やりたいことをすべて実現するのは無理だとしても、みんなもっと頑張れる。私は毎日、自分の大事なことをする時間をつくるようにしてる。瞑想したり、読書したり、何かをつくったり、思いをめぐらしたり、家族や友達など世の中がくれるすべてのものに感謝したりね。(マット・ランバート)


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新しい働き方のアインシュタイン・アプローチとは何か?

72歳の医師のマット・ランバートは専門の医師の他に執筆やアーティストして活躍しています。熱心な読書家で、生涯かけての学習者です。彼は本業でほどよく稼ぎながら、自分の時間を大切にしています。彼は個人的なプロジェクトを優先し、人生をエンジョイしているアインシュタイナー(マルチ・ポテンシャライト)なのです。

エミリー・ワプニックマルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法の中で、アインシュタインの働き方を紹介しています。1900年代初頭の10年間ほど、アインシュタインはスイス特許庁の職員として働いていました。この期間に彼は相対性理論をはじめ、いくつもの偉業を成し遂げています。

著者のエミリーは、自分の仕事をしながら、他のことにも情熱を傾ける働き方をアインシュタイン・アプローチと呼んでいます。

「アインシュタイン・アプローチ」とは、生活を支えるのに十分な収入を生み出し、ほかの情熱を追求する時間とエネルギーも残してくれる、フルタイムの仕事かビジネスに携わること。要するに、アインシュタイン・ワークモデルを選べば、あらゆるものになれるが、そのすべてで稼ぐ必要はない。もうけになりにくい分野を(気楽に)追求したい人には、よい選択である。

いくつもの仕事で稼ぐマルチ・ポテンシャライトもいれば、アインシュタインのようにほどよく働きながら、実績をあげるマルチ・ポテンシャライトもいるのです。私はいくつもの仕事を組み合わせるスラッシュ型のマルチ・ポテンシャライトですが、アインシュタインのように週に40時間働き稼ぐことで、財布の心配をせずに好きなことに集中できるのです。

 

経済的安定と時間を確保しよう!

過去から現在までに興味を持ったもの、情熱を感じたもの、獲得したスキル、好奇心を覚えたものを、思いつく限りすべて書き出そう。自己規制はしないこと。今その活動をしていなくても、芽生えたばかりの興味でも、一過性に終わりそうなものでも構わない。

お金を稼ぐためだけに働いたいていたり、やりたくないことに時間を使うのはとても勿体無いことです。人生は短いのですから、やりたいことがあるのなら、ほどよい仕事で稼ぎながら、自分のエネルギーをやりたいことに振り向けてもよいのです。自分の好きなことをリストにして、本当にやりたいのか?それで稼げるのか?を確認しましょう。たとえ、最初は稼げなくても、フルタイムの仕事があれば、新たなことにチャレンジできますから、まずはアクションを起こすのです。

経済的に豊かで、自由な時間とエネルギーが残っていれば、他のことにチャレンジできます。一日にぐったりするほど働いていては、自分の好きなことに時間を使えなくなります。アインシュタインのように生きたいのなら、ほどよく働くようにするのです。経済的安定と時間を手に入れれば、好きなことがいくつもできるようになります。

経済的な安定が、アインシュタイン・アプローチのカギになる。収入が安定していれば、お金の心配をせずに、仕事以外の情熱を探求できるからだ。アインシュタイン・アプローチとは、生活を支えるお金を生み出す仕事かビジネスを、一つ持つことをいう。

何年も時間をかけたとしても、スキルを高めることができれば、やがて稼げるようになります。アインシュタイン型のマルチ・ポテンシャライトになることで、自分の才能を高めながら、人生をエンジョイでいるようになるのです。

まとめ

やりたいことがあるのなら、アインシュタイン・アプローチを試すのもよいでしょう。ほどよく働き、時間とお金を確保することで、自分の好きなことにチャレンジできるようになります。人生を充実させるための選択肢の一つとして、アインシュタインの働き方を検討するのもよいと思います。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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