幸せに近づく1000のリスト(マーク&エンジェル・チャーノフ)の書評


誰でもできるけれど見過ごしがちな 幸せに近づく1000のリスト
マーク&エンジェル・チャーノフ
ディスカヴァー・トゥエンティワン

本書の要約

幸せになるためには、悪い習慣をやめ、よい習慣を身につけるべきです。やりたいことが見つかったら、すぐに行動を起こし、よいと思ったことを続けることで、自分の人生を変えられます。自分の未来を思い浮かべながら、小さな一歩を踏み出すことで、私は幸せな時間を増やせるようになります。

幸せになるために感謝が重要な理由

人生でポジティブな変化を起こすには案内役が必要だ。(マーク&エンジェル・チャーノフ)

このブログのテーマの一つが幸せになるための方法ですが、今日ご紹介する誰でもできるけれど見過ごしがちな 幸せに近づく1000のリストを読み、実践すると幸せになる確率が高まります。

「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー作家のマーク&エンジェル・チャーノフの2人のメッセージはどれも素晴らしく、読むだけでエネルギーをチャージできます。彼らを案内役にし、彼らが見つけた「幸せに近づくための小さなヒントや行動」を、一つずつ実行していくことで、自分の人生の質を高められます。

「人生にポジティブな変化をもたらす考え方」を幸福、逆境など9パートに分けています。今日は幸福にフォーカスして、著者たちのアドバイスを紹介します。

幸せになるためには以下の5つの資質が必要です。
1、勇気
2、忍耐力
3、感謝
4、愛
5、許し

特に、私は感謝の気持ちが重要だと考えています。日々、自分が得ている恩恵を見つけ、それに感謝の気持ちを持つことで、精神的な豊かさを感じることができようになります。周りの人から受けている恩恵にフォーカスするたびに幸せな気持ちになれます。

幸せになるために、ぜひともやめるべき悪い習慣がある。 悪い習慣をやめれば、よい習慣を身につけることができる。

以下の「幸せになるためにやめるべき10の悪い習慣」を実践することで、悪い習慣にさよならできます。
■幸せになるためにやめるべき10の悪い習慣
1.スタートするまで時間をかけるのをやめる

2.他人のせいにするのをやめる

3.変化を避けるのをやめる

世の中は常に変化している。この事実を受け入れることは、幸福と成功にとって不可欠である。なぜなら、変化することによって初めて成長することができるからだ。

4.コントロールできないことをコントロールしようとするのをやめる

5.自分をけなすのをやめる

6.他人の欠点を気にかけるのをやめる

7.自分の問題から逃げるのをやめる

8.別の時間と場所に生きるのをやめる

9.マイナス面に目を向けるのをやめる

うまくいかないことに感謝しよう。うまくいくことに意識を向けるきっかけを与えてくれたのだから。去っていった人に感謝しよう。寄り添ってくれる人と過ごす時間を与えてくれたのだから。

10.自分以外の人になろうとするのをやめる

私もこのブログで悪い習慣をよい習慣に置き換えることの重要性を何度も紹介してきたので、この10のアドバイスには共感を覚えました。

よい習慣に意識を向けよう!

うまくいかないことに感謝しよう。うまくいくことに意識を向けるきっかけを与えてくれたのだから。去っていった人に感謝しよう。寄り添ってくれる人と過ごす時間を与えてくれたのだから。

幸せな人生に近づくためにやめるべき9つのこと」を著者たちは明らかにします。

1.退屈な人生に甘んじることをやめる

成功を収めることは、ときには今までの悪い習慣や人間関係と決別し、自分を本当の意味で向上させてくれる新しいものを見つけることを意味する。 朝ベッドから起きるのが待ちきれないほどワクワクする新しいものを見つけよう。

私はサラリーマンをやめ、社外取締役やアドバイザーを自分の仕事にすることで、優秀な経営者たちの人との時間を増やせました。日々、自分を成長させる人たちに囲まれることで、多くの学びを得ています。自分の人生を変えると決め、ワクワクな人たちとの仕事を選んだことで、私の幸福度がアップしました。

2.他人のネガティブな考え方に染まるのをやめる

3.不必要かつ不健全な人間関係をやめる

4.不正直な生き方をするのをやめる

5.毎日つらいと感じる労働環境に身を置くのをやめる

6.「頭の中」にだけ留まることをやめる

単に考えているだけでは何も変わらないし、進歩を遂げることもできない。始めるのに最適なタイミングは「今すぐ」だ。

やりたいことが見つかったら、すぐに行動を起こし、よいと思ったことを続けることで、自分の人生を変えられます。私は毎日本を読み、行動するきっかけを見つけるようにしています。自分の未来を思い浮かべながら、小さな一歩を踏み出すことで、私は幸せな時間を増やせるようになりました。

7.過去の間違いに思いをめぐらせるのをやめる

8.不要な借金をするのをやめる

9.言うべきことを我慢するのをやめる

幸せになるためには、悪い習慣をやめ、よい習慣を身につけるべきです。

「チョコドーナツを食べるのをやめよう」と思うと、チョコドーナツを食べることを考えてしまう。だから悪い習慣をやめることに意識を向けるのではなく、よい習慣を定着させることに意識を向けよう。そうすれば悪い習慣をやめることができる。

未来の理想の自分を描き、今の悪い習慣を書き出しましょう。その上で悪い習慣をよい習慣に置き換えるようにします。私は断酒をする際、幸福になっている自分を思い浮かべ、娘が自慢できる父親になることを決めました。大好きだったお酒をやめるために、家中にあったお酒を処分し、炭酸水を選ぶようにしました。飲み友達とも距離を置き、学びに時間を使うようになりました。

読書とアウトプットの時間を増やすことで、私は著者になれ、社外取締役やアドバイザーという職業につけました。理想の自分にフォーカスすることで、私は自分を変えることができ、幸福度を高められたのです。

著者たちの「幸せに近づく1000のリスト」を日々、実践することで、自分を幸せにできます。自分の悪い習慣をよい習慣の置き換えるために何度も読みたい一冊です。


この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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