あなたは食べたものでできている!(You are what you eat)
小麦粉に残されているのは、糖尿病や肥満の原因となるブドウ糖と、心身の健康を害するグルテンばかり。わずかなビタミンやミネラルも含まれますが、これらはバランスよく野菜類を食べていれば簡単に補えるものです。つまり、小麦粉をやめることで栄養がかたよる心配はないのです。(フォーブス弥生)
フォーブス弥生氏の長生きしたけりゃパンは食べるなの書評ブログを続けます。
小麦粉は、肥満の原因になるブドウ糖とグルテンからできています。
そして、この数年で、グルテンが問題視されるようになっています。
特に、欧米では多くのセレブやスポーツ選手がグルテンフリーを実践しています。
テニスのジョコビッチ選手やミランダ・カーなどが有名ですが
彼らはグルテンを摂取しないことで、健康を取り戻しています。
小麦を食べなくても私たちは生きていけるのです。
グルテンは、アレルゲンとなりうるたんぱく質の一つです。体内に入り込めば、場合によっては免疫システムが過剰にはたらき出し、人によっては炎症を起こす原因となります。グルテンの摂取によって現れる症状は人によって異なります。どこで炎が生じるのかには、個人差があるからです。
グルテンによって、アレルギー症状が出ることがわかってきました。
体に炎症を引き起こす場合もあります。
私も昨年まで花粉症に悩んでいたのですが
グルテンフリーを自分の習慣にすることで、症状を和らげることができました。
長生きしたけりゃパンは食べるな [ フォーブス 弥生 ] |
精製された炭水化物(小麦)、食品添加物、医薬品、アルコール、タバコなどを
摂りすぎると腸に小さな穴が開いてしまいます。
グルテンは水を吸うと、ネバネバとした粘着性を発揮します。これが腸の表面に薄く付着することで、腸は十分に働けず、消化と吸収の作業が妨げられてしまいます。こうなると腸の表面についたグルテンの消化が進まなくなります。栄養素が非自己物質のまま存在し続ければ、そこに免疫システムが攻撃をしかけはじめます。すると、腸の粘膜で炎症が生じます。炎症が長引けば、粘膜細胞で構成される腸壁が傷つきます。粘膜細胞どうしの結合もゆるみます。それによって、粘膜細胞間に隙間ができます。これが、腸にあく小さな穴の正体です。
腸は私たちにとってとても大切な器官です。
免疫力の7割が腸に集まっていて、私たちの体を病気から守ってくれているのです。
その腸に細かな穴が開いてしまったら、どうなるでしょうか?
病原体やグルテンなどの異物が、いとも簡単に侵入してしまうでしょう。体内に入り込んだ異物は、血流にのって体の各所をまわり、そこで炎症を起こすのです。肩こりや片頭痛、関節痛など痛みを感じている人は多いでしょう。そうした痛みも、腸に穴があいたことでグルテンが各所に飛び、炎症を起こしている可能性があります。
この腸に穴が開くとタンパク質であるグルテンが体内に侵入します。
これが病気の原因になるのです。
グルテンやアルコールが絶えず腸を攻撃していれば
健康でいられるわけがないのです。
アルコールに依存していた10年前、私の体はボロボロでした。
お酒と小麦中心の生活で、身体中に痛みを感じていたのですが
今、その原因がわかったような気がします。
グルテンとアルコールが私の腸に穴を開け
グルテンが身体中に飛び散って、炎症を起こしていたのだと思います。
最近の小麦は「品種改良」でグルテンの量は40倍になっています。
私たちの祖先が食べていなかった「品種改悪」された小麦によって
私たちは自分たちの体を自ら傷つけているのです。
グルテンフリーを始めてから、アレルギー体質も改善し
私の脳も体もスッキリしています。
もしも、あなたが体の不調を感じているのなら
グルテンフリーを一度試してみたらいかがでしょうか?
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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