売れるマーケティングとは?お客さんの生活をディテールにいたるまで、リアルにイメージしよう!

ビジネスを考えるときは、好きな人を思い浮かべるとうまくいきます。マーケティングというのは、個々のライフスタイルにズドンと入り込まないと機能しません。だいたい 「お客さんの立場に立って」と言う人に限って、お客さんのことを見ていないものです。一人ひとりのお客さんの生活をディテールにいたるまで、どれだけリアルに思い浮かべることができるか。好きな人が相手なら、それができます。それができてはじめて、お客さんの心をつかむことができるのです。(楠本修二郎)

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マーケティングとは、自動的に売れる仕組みを作ることですが
その際、自分たちのプロダクトを明確にし
それを誰にどうやって売るかを考えることなのです。

そうは言ってもモノがあふれる時代に、モノを売るのは至難の技です。
マーケットは年々細分化していますから
ユーザーに評価される自分たちだけの価値を提供しないと
モノは売れなくなっています。

カフェカンパニーの楠本修二郎氏は、お客様との接点をしっかりと取ることが大事だと
会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術の中で言っています。
「誰を」のイメージを徹底的に行うことが、マーケティングの秘訣かもしれません。
お客様の生活のディテールをリアルにイメージしようという言葉が響きます。
お客様のことをとことん好きになることで、はじめてお客様との関係がよくなるのです。

DREAM GATEの楠本氏のインタビュー記事を読んでいて、なるほどと思いました。
フレームワークなどの左脳だけでは、ビジネスはうまくいきません。

みんな仕事をフレームワーク化したがりますが、感性ってそこにうまくはまるものじゃなかったりします。特に自分が『これは!』と感じた言葉やビジュアルなどを、ホスピタリティマインドを持って、誰のために、何を提供するといったかたちに変え、マネジメント、プロデュースしていく。それがすごく重要なんです。

ここにビジネスの真理があるように思えます。
左脳=フレームワークに頼って、ロジカルに考えるだけでなく
右脳=考えることを意識しないといけないのです。
ホスピタリティマインドを持って、お客様に接し
自分の価値を相手のためにどう提供するかを考えるべきなのです。

 ビジネスをはじめるなら、好きな街、好きな店、好きな人とのシーンや風景をできるだけたくさん頭の中にストックしておくことです。僕の場合はきちんと整理整頓して引き出しにしまうのではなく、そのへんにとっちらかっているほうがいいようです。そして、ふとした瞬間にそれを思い出す。そうしたストックがどれだけあるかで、空想の幅が広がります。「これだー」と直感がひらめく瞬間は、記憶中枢が動いているそうです。つまり、直感は自分の記憶の中にあるのです。ということは、実は直感は直感じゃない。どれだけ多くのことを頭の中にストックしておけるかということなのです。

直感とは体験の積み重ねによって、生まれるとこのブログでも何回も書いていますが
楠本さんも同じように考えています。
体験のストックが空想の幅を広げるという言葉が、とても響きました。
いろいろな体験を重ねることで、面白いことが引き寄せられるようになるのです。
好奇心を持って、新しいことにチャレンジしましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

photo credit: via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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