何かに意識を向ければ向けるほど、それを引き寄せます。これは「引き寄せの法則」と呼ばれ、意識的かどうかは別として、誰もがしていることです。問題は、多くの人が自分の過去の失敗に意識を向けていて、ますます多くの問題を引き寄せてしまっていることです。それに対し、自分の過去の成功に意識を向ければ、自信と自尊心が高まって、うまくいくようになります。(ジャック・キャンフィールド&ケント・ヒーリー)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
ジャック・キャンフィールド&ケント・ヒーリーの
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言の中に
引き寄せの法則が分かりやすく説明されていました。
私たちが何かを実現したければ、まずはその対象に意識を向けるのです。
そして、もしもあなたが成功したければ、成功体験にフォーカスすべきです。
私たちは過去の成功を思い出せば思い出すほど、うまくいく可能性を高められます。
ジャックとケントは本書で素晴らしいエクササイズを紹介しています。
これまでの人生でおさめた100の成功体験をリストに書き出していくのです。
過去の成功体験を思い出すことで、自分に自信をもてるようになります。
たくさんの成功体験を書き出すと、自分の成功パターンが見えてきます。
成功した時の思考法や誰と組むとよいかがわかれば、自分の行動を変えられます。
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言 |
人生はあまりにも早く過ぎ去りますから、毎日をせわしなく送っているうちに自分の日々の進歩を測ることが困難になります。しかし、それではせっかく成功をおさめても、それを糧にして、よい影響を受けることができません。日ごろから、大きな成功も小さな成功もすべて含めて、自分の「成功手帳」に記入する習慣をつけましょう。普通のノートでもパソコンのドキュメントでも構いません。そこに自由な形式で書いてみてください。
私たちは小さな成功体験を日々重ねています。
それを忘れないように成功手帳をつけて、自分の気持ちをハッピーにするのです。
多くの人はその日を振り返る時に失敗を思い出して、後悔します。
しかし、それでは良い睡眠は得られず、明日を楽しめません。
小さな成功体験を思い出して、それをメモに残すことで、私たちは幸せになれます。
「寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人間は、幸福である」と
カール・ヒルティは言っています。
明日をワクワクさせるためにも、今日を良い形で終わらせるようにするのためです。
そのために小さな成功体験をリストに書き出し、潜在意識に刷り込むのです。
最も重要な評価基準は自己評価であるべきです。なぜなら、ほとんどの場合、自分が有能だと思っていない人は、どんなに業績を上げて周囲から評価されても、低い自己評価を変えようとしないからです。だから、気をつけないと自信を喪失してしまい、すでに成功していることを示す根拠を目の前にしても、目に入らなくなります。自分の過去のすべての成功を高く評価しましょう。何かがうまくできたら、あなたはそれについて自信と誇りを持つべきです。傲慢になっていいという意味ではありません。どんなことであれ自分が成功したら、それを正当に評価し、達成感と充実感を持つことが重要なのです。
自分の過去の成功体験を高く評価することを習慣にしましょう。
そのために、毎晩眠る前に今日よかったことを振り返るのです。
自分の成功体験にフォーカスして
達成感を得ることを習慣にして、強い自分を作り出すのです!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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