メールの返信と仕事を終わらせることのどちらが重要か?を考えてみた。

メールに気を取られることで、メインの仕事の効率が落ちているということを忘れてはいけません。メールの返信が早くてもメインの仕事が遅い人の評価は高くありません。単に仕事が遅い人だなあという印象を持たれます。逆にメールの返信が遅くてもメインの仕事が早い人の評価は高いです。仕事ができるのだから、多少メールの返信が遅くても気になりません。この話が示しているのは、 「あなたの仕事はメールを素早く返信することではなく、仕事を終わらせることである」ということです。(中島聡)

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PDFA習慣術
の徳本昌大です。
中島聡
氏のなぜ、あなたの仕事は終わらないのか書評ブログを続けます。
普段の私たちはメールに気を取られすぎなのかもしれません。
最近ではFacebookメッセンジャーやChatworkなど多くのツールによって
時間を取られ、自分の生産性を下げてしまっているのです。

私たちの人生の目的は自分の目標を100%達成することで
メールやチャットを素早く返信することではありません。
メールをいくら早く返しても、結果が出せなければ意味はないのです。
逆にメールの返信が遅くなったとしても、大したことではないと考え
自分のメインの業務をスピーディーに、確実にこなしましょう。

確かに、大事な仕事をしている時にメールやチャットは集中力を削ぎます。
メールに気を取られるると、今までやっていた仕事に戻ればなくなります。
他のタスクが思い出され、重要な仕事ができなくなってしまうのです。
また、元の作業に戻るためにもそれなりの労力がかかります。

シカゴ大学とマイクロソフト社の研究結果によると
メールによって中断される時間が、平均で9分30秒もあることがわかりました。
メールの処理だけでこの時間がかかっていて
その後大事な仕事を再開するまでに、もう16分かかっていたのです。
この時間を合わせると30分弱の時間を無駄にしています。
このようにメールの返信によって、私たちの生産性を下げてしまうのです。

マルチタスクをやめて、メールやチャットの時間を限定したほうがよさそうです。
自分の仕事の世界に入りこむ「フロー状態」になるように
自分の働き方変えていけば、パーフォマンスを確実にアップできます。
まずは、目の前のタスクに集中することから、はじめてみましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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