筆子氏の1週間で8割捨てる技術の書評

この30年間、本当にたくさんのモノを捨てました。これまでに、どれだけのモノを捨てたのかを覚えていないくらいです。捨ててしまったモノには申し訳ないのですが、捨てれば捨てるほど、暮らしはラクになり、私の気分は軽くなりました。モノを捨ててすっきりするから気持ちが軽くなるのか、気持ちが安定するからモノを捨てられるようになるのか。どちらが先なのかはわかりませんが、モノを捨てることは私たちのメンタルと深く関係があると実感しました。(筆子)


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自分を変えたければ、ものを捨てればよい!

先日、自宅の本棚を一つ処分し、古い本たちにさよならを告げました。日々、増える本は定期的に捨てることができるようになりましたが、CDや洋服はなかなか捨てることができません。モノを捨てると決めても時間が確保できずにいるのが、その原因だと考えています。このままだとモノに支配されてしまうと考え、それを見直すために筆子氏の1週間で8割捨てる技術を手にしました。

モノを捨てようと思う時に私たちは、「いつか使うかもしれない」と考えに陥ります。しかし、その「いつか」は絶対に来ないのです。いつか使うかもしれない、もったいない、高かったから……などの理由を見つけるたびに、私たちは捨てることを先延ばしにします。これでは自分の気持ちや行動を変えられません。

しかし、こうした心理の裏にあるのは、つまるところ、「失うのが怖い」という恐怖心なのではないでしょうか?何か一つでもモノを捨てると、今の生活が変わってしまう、今の暮らしを失いたくないと無意識に恐れているのかもしれません。

この気持ちを逆手に取り、変わりたい気持ちが強ければ、さっさとモノを捨てればよいのです。ものがなくなれば、失わなくなりますし、心が落ち着き、自分のやりたいことをやれるようになります。筆子氏の言うようにモノを捨てるとメンタルがよくなります。失うのが怖いという気持ちを捨てて、自分を楽にするのがよさそうです。心の平安を得たければ、まずは身の回りの不要なモノを捨てるべきです。

筆子氏は試行錯誤を重ねるうちに、私たちの所持品にもパレートの法則が働いていることに気づきました。8割は不要で大事なものは2割しかないのですから、普段使っていないものは処分できるはずです。パレートの法則を信じて、部屋を見回し、不要なモノからどんどん捨てましょう。

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モノを捨てるなら、即決がルール

モノを捨てようと思ったら、さっとつかんでゴミ箱へ捨てるべきです。触る時間をできるだけ短くして、思い出に浸るのをやめるのです。再検討はいっさいせずに、感情を入れずにきわめて事務的に捨ててしまうのです。捨てる前に必要なのはゴミ袋より「決意表明」だと筆子氏は言います。

以下の3ステップで一気にモノを処分しましょう。

準備1 捨てる決意をして、自分は必ず捨てられると、自分を信じること。
準備2 なぜ自分がモノを捨てるのか、捨てる目的や理由を明確にすること。
準備3 捨てたらどんないいことがあるのか、メリットについて考えておくこと。

自分を変えたければ、イメージの力を借りるべきです。スッキリした部屋の主人になった自分をイメージします。「片づけをするのはあくまで自分だ」と宣言すれば、次のアクションを起こせるはずです。片づける前に小さなゴールを決めておくと、たとえ5分しか片づけができなかったとしても、自分が目標に向かって少し進んだと実感できます。達成感を得ることで、「またがんばろう」と思えるようになります。5分を繰り返すうちに、自信が生まれ、やがて自分を変えられます。

捨てることに慣れてきたら、1週間で8割捨ててしまいます。まずは1週間だけ、自分が気になっているスペースを集中的に整理します。

1週間毎日行うのは、捨てることを習慣づけたいからです。どんなに忙しくても、1週間という期間限定なら継続しやすいと思います。まずは1週間、「捨てること」を続けて乗り切れば、視覚的な達成感が得られます。その結果、「自分でも捨てられた」という自信が得られ、もっときれいにしたいと欲が出てきます。

気持ちが片付けモードのなると、残りもどんどん捨てたくなり、驚くほど片づけが加速すると著者は指摘します。1週間の片づけを呼び水にして、家全体をきれいにしてしまうのです。

捨てるときは、「引っぱり出したモノの8割はいらない」ということを意識し、使わないものは適宜捨ててしまいます。モノを新陳代謝させる習慣を身につけることで、自分を変えることができるのです。また、迷ったら捨てることをルールにしましょう。実際、モノを捨ててみるとわかりますが、迷ったあげく捨てても、後になって捨てなければよかったと思うことはほとんどありません。たとえ迷っても、すぐにモノのことは忘れてしまいますから、少しでも不要だと感じたら、思いきって捨てるようにしましょう。

ジョシュア・ベッカーが書いているように「眼に見えないモノを大事に」した方がよいのです。

本当に大事なものは、眼に見える「モノ」ではなくて、眼に見えないもの。たとえば愛、信頼、友情、希望、夢といった心を満たしてくれるもの。美しい音楽やよい匂い、気持ちのよい風、楽しい記憶など人生を豊かにしてくれるもの。

いくら便利で、素敵なモノでも、数が多すぎると、自宅が不要品だらけの倉庫になってしまいまい、心が落ち着きません。モノに心を支配されることで、本当に大事なことを見失ってしまうのです。片づけの時間は無駄だと捉え、人生を楽しむ「体験」に使った方が心が豊かになるはずです。

今回、本書のおかげでモノを捨てる覚悟ができました。本以外のモノも捨てて、片付けにこれ以上時間を費やさないようにしたいと思います。パレートの法則を信じて、不要な8割を捨てたいと思います。

まとめ

部屋の中にあるモノは、これまで私たちが人生でしてきた選択の結果です。モノを買うという習慣が、自分の部屋を形作っています。しかし、モノに溢れた生活を続けていては、心は落ち着きません。自分の過去の失敗を認め、変化することを選んだ方が、自分の気持ちを楽にできます。不要なモノを捨てて、心を豊かにする人生を始めましょう。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。
■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。

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